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IDF 2002 Fall Japan基調講演
~チャンドラシーカ氏が無線通信の標準化を強調

会期:10月22日~10月24日
会場:赤坂プリンスホテル

 インテル株式会社は24日、技術者向けイベント「Intel Developer Forum 2002 Fall Japan」(IDF)において基調講演を開催した。

モバイル・プラットフォーム事業本部 副社長 兼 モバイル・プラットフォーム事業本部長 アナンド・チャンドラシーカ氏
 モバイル・プラットフォーム事業本部 副社長 兼 モバイル・プラットフォーム事業本部長 アナンド・チャンドラシーカ氏は、「我々は、PC市場活性化のためにプロセッサの高速化を進めてきた。これは、アプリケーションをよりリッチなものにするとともに、無線を含めた通信を快適なものにする。この2つを融合しようとしており、今がいいタイミングなのだ」と説明した。

 「PCに限らず、家電や携帯電話など、あらゆる機器がいつでも、そしてどこでもワイヤレスでシームレスに繋がるようにしなくてはならない。今後2~3年の内にそれを現実のものとする」とし、自宅/オフィス/外出先における実際の使用を想定したデモを行なった。

 自宅を想定したデモでは、サーバーに保存された音楽データをステレオで聴き、画像データや動画データをテレビで視聴した。またオフィスを想定したデモでは、同僚同士がデータを共有する様子を見せ、さらに共有していたデータをWebサーバーに保存し、外出先の空港のホットスポットを経由してWebサーバーのデータを閲覧するという内容だった。

“あらゆる機器が、いつでも、どこでも”をキーワードに、ワイヤレス化を推進する。自宅、オフィス、外出先を想定 自宅を想定したデモの様子。デジタルメディアグラフィックアダプタと呼ばれるコンバータを介して、サーバー上の画像/動画データをテレビに表示していた オフィス(左)と外出先(右)を想定したデモ。同僚同士でデータの共有、外出先でWebサーバー上にアップしたデータを閲覧するというデモを行なった

 さらにチャンドラシーカ氏は、無線通信における標準化が必要であることを強調した。「PC業界の標準ではなく、家電業界を含めた標準化、コラボレーションが必要だ。EthernetやIP(インターネットプロトコル)、UPnPなどは、専門の機関で策定され、普及が進んでいる。無線通信でも同様の策定が必要になる」とした。

 また、「ここ数カ月は、この日本を含め海外に出張することが多いが、国によっては“高速通信”、“標準仕様のホットスポット”などと謳ってる場所でも、ネットワークに正常に接続できなかったりすることが多かった」と、自身の体験に基づきグローバルな標準化が必要であることを強調した。

 加えて、ここ数年でノートPCの普及が進んでいるとし、「Intel社内におけるPCは、デスクトップPCからノートPCに移行しつつあり、2003年には75%を超えるだろう。各々のPCがワイヤレス化することで、1人あたり1日4分間の時間が自由になれば、移行による投資を取り戻せると分析している。実際に社内で調査してみたところ、平均して1人あたり1日20~30分ほど時間が自由になった」と例を挙げ、ワイヤレス化の有用性を説いた。

□インテルのホームページ
http://www.intel.co.jp/
□IDF-Jのホームページ
http://www.intel.co.jp/jp/developer/idf-j/index.htm
□基調講演資料
http://www.intel.co.jp/jp/developer/idf-j/fall02/keynotes/index.htm
□関連記事
【10月23日】【IDF】IDF 2002 Fall Japan基調講演
~Banias搭載ノートやTablet PCをデモ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/1023/idf03.htm

(2002年10月24日)

[Reported by yosida-s@impress.co.jp]


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