ソニー、「Sony Dream World 2002」を14日から開幕
~ソニーの現在・過去・未来を体験できるイベント

エンタテインメントゾーン全景

会期:9月14日~15日

会場:パシフィコ横浜

入場無料



会場となった展示ホールの隣の広場には、ソニーグループのヒット映画から巨大スパイダーマンが

 ソニー株式会社は、同社製AV機器、コンピュータ、コンテンツ、サービスなどが一堂に会するプライベートイベント「Sony Dream World 2002」を、パシフィコ横浜で14日~15日に開催する。入場は無料。

 同イベントは、パシフィコ横浜の展示ホールのべ15,000平方mを使って、ソニーグループのコンシューマー向けプロダクトやコンテンツ、サービスを展示するもの。会場は「エンタテインメントゾーン」と「エレキ オン サービスゾーン」の2つからなる。ほとんどの展示は、来場者が実際に手に取ったり操作したりできるようになっており、まさにソニー製品を「体験」できるイベントとなっている。


■エレキ オン サービスゾーンではソニー製品にタッチ&トライ

 エレキ オン サービスゾーンにはAV機器、コンピュータやPDA、携帯電話、デジタルカメラなどのソニー製品が大量に展示される。そのほとんどはすでに発表されているものだが、タッチ&トライが可能なように展示されているものが多く、なかには部屋などのセットの中で試せるものもある。

 サイバーショットなどのイメージング製品についても、サイバーショットのナイトフレーミング機能を実際に試せるブースが設置されるなど、体験できることを主眼においた展示となっている。会場内に恐竜の化石を持ち込んで発掘現場を再現、その様子を貸し出されたサイバーショットで撮影、印刷などができ、撮影したメモリースティックをお土産にもらえるといった、大掛かりなアトラクションも用意される。

先日発表されたばかりのバイオやアクセサリー、周辺機器を多数展示。どれも触ったり操作したりできる 会場内に再現されたステゴザウルスの発掘現場。この周囲からサイバーショットやハンディカムで撮影できる。化石は本物だそうだ ネイルアーティストの黒崎えり子さんによるスペシャルペイントが施されたサイバーショットを参考出品

■ソニーの来し方行く末を一覧できるコーナーも

 エレキ オン サービスゾーンには、ソニーの歴史や、研究中の技術を展示する一角もある。

 ソニーの歴史の展示では、ソニーの設立趣意書といった会社の成り立ちに関わるものから、トランジスタラジオ、ベータムービーなどの歴史的製品や試作品が並ぶ。展示を見ながら「ああ、これ使っていた」などと感慨深げにつぶやく人が多数訪れていた。

Historyコーナーのトランジスタテレビ。動作しているところを見ることができる Historyコーナーの電気炊飯器。短波ラジオ用コンバーターのついでに製作したが「失敗作第1号」になったそうだ。だからソニーは白物家電を作らない? ソニーは日本初のNゲージ鉄道模型の発売を計画していた。そのプロトタイプがこの「ソニーマイクロトレーン」。「懐かしの販促物」コーナーにある
IC電子卓上計算機「ソバックス」 ワープロ「プロデュース」。なぜかNEWSもQuaterLもHITBITも見当たらなかった 大量の歴史的展示物

 ソニー木原研究所で開発中の技術を展示するコーナーには、LEDをID識別に使う技術や、タッチパネルに「クリック感」を持たせる技術などがあり、これらは実際に動作するところを見たり、体験したりすることができる。

液晶タッチパネル上のスイッチにクリック感を与える技術。液晶の周囲にある多層圧電アクチュエータがクリックしたときの振動を生み出す 鉄道模型の中の、鉄道や看板に付けられたLEDを判別する技術。こうした判別には無線タグがよく使われるが、LEDなら判別とともに位置の確認が容易だという こちらはエンタテインメントゾーンの展示だが、ヘッドマウントディスプレイを付けたユーザーが向きを変えると、映像の中でも向きが変わる技術「ForthVIEW」。モニタの上のアクリルケースの中にあるのが、専用のカメラ

 なおエレキ オン サービスゾーンの展示についてはこちらの記事でも触れているので、参照されたい。

■SDR-4Xは師弟競演

 エンタテインメントゾーンでは、同社のゲームソフトや映画、音楽、ソフトウェアなどのコンテンツ、プロバイダ事業や電子マネーなどのサービスを展示。「スパイダーマン」など、同グループのヒット映画や、二足歩行ロボット「SDR-4X」のショウ、「スタープロジェクター」によるプラネタリウム体験などができる。

 電子マネーサービス「Edy」の展示では、会場に特設されたコンビニエンスストアや自動販売機、ソニープラザ店舗で、Edyによる買い物を体験することができる。なお、14日、15日の両日とも、先着5,000名に本イベントオリジナルデザインのEdyカードがプレゼントされる。

 SDR-4Xのショウはこれまでいくつかのイベントで行われてきたものとほぼ同様で、オリジナルソングを歌ったり、オリジナルのダンスを踊ったりするもの。ただし、今回はSDR-4Xのダンスの振り付けを担当したダンスグループが出演し、SDR-4Xと一緒に踊るという、いわば「師弟競演」の趣向が加えられている。

おなじみSDR-4Xのショウ。SDR-4Xの振り付けを担当したダンスグループと一緒に踊る(右) “師匠”に花をプレゼントするSDR-4X
世界各地の星空を再現できるスタープロジェクター(写真はイメージモデル)。実際に会場のシアターで体験できる 12月発売予定のPostPet V3のブースには、モモと、モモの庭付き一戸建てがある(モモの家に中に入って遊べる)。右の車は発売キャンペーンでプレゼントされるスマートのモモバージョン。市販される可能性もあるとか
会場オリジナルのEdyカード。会場に特設されたソニープラザやコンビニエンスストアで利用可能 EVERQUESTやサルゲッチュ2などの試遊台も多数設置されている

■出井会長がトークショウに登場

出井会長も月曜日の朝は会社に行きたくないとか。そんなときは、その日のスケジュールの後ろのほうから楽しそうなことを見つけて出かけるという

 一般公開に先立つ13日には、関係者に事前に会場が公開された。エンタテインメントゾーンのステージでは同社の出井伸之会長兼CEOと、タレントの篠原ともえさんのトークショウが行なわれた。

 出井会長は「ソニーの考える21世紀のライフスタイルをわかってもらうためにこのイベントを開催した」とイベントの趣旨を述べた。また「映画といえばハリウッドだが、日本のクリエイターを育てる意思はあるか?」という質問に「ハリウッドには様々な人種がいて、いろんな映画が作りやすく、マーケットも日本より広い。日本はコミックやアニメ、ゲームのマーケットに強みがある」と答えた。



□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□Sony Dream World 2002のホームページ
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Events/SDWE/top.html
□バイオのホームページ
(Sony Dream World 2002のVAIO EXPOコーナーフォトレポートあり)
http://www.vaio.sony.co.jp
□関連記事
【9月12日】ソニー、Sony Dream World 2002で“未来バイオ”2機種を公開
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0912/sony.htm

(2002年9月13日)

[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]

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