AMD、BAPCoに加盟。「SYSmark」などの作成プロセスへ参加


 ベンチマークソフト「SYSmark」などを開発しているBAPCoに、AMDが加盟したことが明らかになった。AMDの参加により、BAPCo加盟会社はIntel、Dell、IBMなど12社となった。

 BAPCoは独立の非営利企業で、PC業界標準のベンチマークソフト「SYSmark2002」などを開発している。BAPCoのメンバーとなることで、ベンチマークを作るプロセスに対して意見を述べることができる。

 PC業界の標準ベンチマークといわれる「SYSmark」では、最新版「SYSmark2002」が、Intel製CPUの拡張命令「SSE/SSE2」などに対応しており、スコアがAthlon XPなどに比べて、Pentium 4に有利に働くとの意見がある。今後どのようにAMDがBAPCoに協力していくかは不明だが、開発プロセスに関わることで、こうしたスコア上のギャップを埋めていく施策を打ち出すと考えられ、次回のバージョンアップ内容が注目される。

□BAPCoのホームページ(英文)
http://www.bapco.com/
□BAPCoのメンバーページ(英文)
http://www.bapco.com/members.htm
□AMDのホームページ(英文)
(8月13日現在、この件に関する情報は現在掲載されていない)
http://www.amd.com/us-en/
□関連記事
【4月3日】【HotHot】Pentium 4 2.40GHzを試す
~対Athlon XP 2100+の決着は?
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0403/hotrev154.htm

(2002年8月13日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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