※レンズは別売

6月21日 発売

標準価格：310,000円

連絡先：お客様コミュニケーションセンター
　　　　　Tel.03-3406-2982

　富士写真フイルム株式会社は、スーパーCCDハニカムIII搭載のレンズ交換式一眼レフデジタルカメラ「FinePix S2 Pro」を6月21日より発売する。価格は31万円。レンズは別売となる。

　最大記録画素数1,212万画素の超高解像度一眼レフデジタルカメラ。23×15.5mmの大型撮影素子スーパーCCDハニカムIIIを搭載し、有効画素数は617万画素。レンズは別売で、ニコンFマウントを採用。「AF-S」、「AF-VR」レンズを含む全てのD/GタイプAFニッコールレンズが使用できる。焦点距離はレンズ表記焦点距離の約1.5倍(35mmフィルム換算)。

　記録画素数は、4,256×2,848/3,024×2,016/2,304×1,536/1,440×960ピクセル。撮影感度はISO 100～1600。記録方式はJPEG/TIFF(DCF準拠)に加え、CCD RAW(12bit)に対応し、CCDから出力されたアナログデータを12bitでA/D変換し、RAWデータのまま保存できる。

本体上部。ダイヤル操作により、撮影モードのほかISO感度も変更できる	本体背面。約11万画素の1.8型低温ポリシリコンTFT液晶モニタを搭載	カラー液晶の上部にはバッテリ残量やカメラのモードなどを表示する小型の液晶パネルも搭載。また、各種モードはパネル下部のボタンで変更可能

　シャッタースピードは1/4,000～30秒、0.5秒間隔で連続7コマまでの連写に対応。AFは5点測距で、ピントが合ったときにシャッターが切れる「シングルAFサーボモード」、常にシャッターを切れる「コンティニュアスAFサーボモード」、被写体が移動した際に他のフォーカスエリアを利用して測距を続ける「ダイナミックAFモード」を搭載する。

　「3D-10分割マルチパターン測光機能」を搭載し、ダイヤル操作により「絞り優先AE」や「シャッタースピード優先AE」、「マニュアル」など状況に応じた露出制御が可能。

　約11万画素の1.8型低温ポリシリコンTFT液晶モニタに加え、液晶モニタ上部に日時/バッテリ残量/撮影枚数/撮影モードなどの表示や設定変更用の表示パネルを備える。

　記録メディアはスマートメディア(2～128MB)とmicrodrive(340MB/1GB)に対応。PCとのインターフェイスとして、USBとIEEE 1394をそれぞれ1ポート装備。バッテリは単3電池(ニッケル水素/アルカリ)×4、およびCR123A(リチウム)×2に対応する。連続撮影枚数は最大1,000枚(CR123A使用時)。

　本体サイズは141.5×79.5×131mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約760g(電池含まず)。RAWデータ展開ソフト「RAW FILE CONVERTER LE」、画像編集ソフト「Photoshop Elements」が付属する。

スマートメディアとCFのツイン構成。最大1GBのmicrodriveに対応する	PCとのインターフェイスはUSB(写真左)に加え、IEEE 1394(写真右)も搭載し、高速転送が可能。

□富士写真フイルムのホームページ
http://www.fujifilm.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj911.html
□製品情報
http://www.finepix.com/s2pro/
□関連記事
【1月30日】富士フイルム、光学6倍ズーム搭載機とレンズ交換式一眼レフデジカメ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0130/fuji2.htm
【2000年5月18日】富士フイルム、340万画素一眼レフデジカメ「FinePix S1 Pro」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000518/fujifilm.htm

(2002年5月30日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]