東芝、XScaleと4インチ液晶を搭載した「GENIO e550G」
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5月下旬より順次発売
標準価格:オープンプライス
株式会社東芝は、CPUにXScaleを搭載したPDA「GENIO e550G」を発売する。スタンダードモデル「GENIO e550G」と1GB microdrive付属モデル「GENIO e550G/MD」が用意され、スタンダードモデルを5月下旬より、microdrive付属モデルを6月より発売する。価格はオープンプライスだが、Web直販価格はスタンダードモデルが67,800円、microdrive付属モデルが99,800円となっている。
OSにPocket PC 2002を採用したPDA。CPUはIntel PXA250 400MHzで、OS上から動作クロックを変更できるほか、負荷に応じて自動的にクロックを変更するオートモードも選択できる。メモリはRAMが64MB(SDRAM)、ROMが32MB(Flash ROM)。
ディスプレイは4型の反射型TFT低温ポリシリコン液晶(フロントライト付き)。従来機「GENIO e550X」と本体前面の面積が同じままで、液晶のみ約1.3倍の大きさになった。表示解像度は240×320ピクセルで、65,536色表示が可能。
本体にCF Type 2スロットとSDカードスロット(SDIO対応)を備える。新たに別売りの拡張ユニットにも対応し、1,500mAhのバッテリ拡張ユニット(標準価格 13,000円)と、PCカード拡張ユニット(標準価格 23,000円)が用意される。PCカード拡張ユニットがサポートされるのはモデムカードとストレージカードのみとなっている。また、PCカード拡張ユニットにも1,500mAhのバッテリが内蔵される。
PCカード拡張ユニット(左)と装着したところ | USB機器を接続するためのUSBホストケーブル |
USBホスト機能を備え、クレードルのUSB端子またはオプションのUSBホストケーブル(4,500円)にUSB機器を接続できる。ただし、サポートされるのはキーボードとFOMA電話機のみとしている。
Pocket PC 2002標準搭載のソフトのほか、iモードサイトブラウザ、iアプリ実行環境、音声読み上げソフト、地図ソフトなどのオリジナルソフトを新たに搭載。従来機同様、経路検索ソフト、画像ビューア、辞書ソフト、電子本ビューアなども搭載する。
電源は本体内蔵のリチウムイオンバッテリ(1,100mAh)で、400MHz動作でフロントライト消灯時に約10時間の動作が可能としている。バッテリをユーザーが着脱/交換することはできない。本体サイズは76.5×125×15.9mm(幅×奥行き×高さ)。バッテリ拡張ユニット装着時には高さ22.7mmに、PCカード拡張ユニット装着時には高さ28.7mmになる。重量は約170g(microdrive付属モデルは約190g)。ACアダプタ、USBクレードル、ソフトケースが付属する。
なお、4月27日から5月26日までにGENIO e550Gを店頭で予約すると、もれなくサッカーゲーム「FIFA 2002 for Pocket PC」がプレゼントされる。また、5月27日から6月末までにGENIO e550Gを購入すると、抽選で260名にFIFAロゴ入りGENIO e用ケースまたはTシャツが当たるキャンペーンも実施される。
□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2002_04/pr_j1801.htm
□GENIO eのホームページ
http://genio-e.com/
□製品情報
http://genio-e.com/pda/products/index_j.htm
□関連記事
【2001年11月20日】東芝、Pocket PC 2002を搭載した「GENIO e550X」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20011120/toshiba.htm
【3月12日】富士通、XScale搭載の「Pocket LOOX」の開発を表明
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0312/fujitsu.htm
(2002年4月18日)
[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]
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