米Hewlett-Packard(HP)と米Compaq Computerは6日(現地時間)、両社の合併について、米連邦取引委員会(FTC)の調査が完了するとともに、反トラスト法に基づく待機期間も終了したことを発表した。

　HPのカーリー・フィオリーナCEOは「競争力強化には合併しかないと確信していた我々にとって、今回の決定は確信を裏付けるもので、満足している。FTCによる調査完了は、合併合意に向けた大きな一歩。残る問題は株主投票のみとなった」としている。

　また、Compaqのマイケル・カペラスCEOも「FTCによる承認は、この合併の実現に向けた大きな前進だ。合併の実現により、株主や顧客、従業員にも大きな利益をもたらすと考えている。月末に行なわれる株主投票を楽しみにしている」と述べている。

　合併計画を図る臨時株主総会は、HPが3月19日に、Compaqは3月20日にそれぞれ開催する。株主の承認と、規制当局から残りの承認を得た後、4月上旬に合併調印が行なわれるとしている。

□HPのホームページ(英文)
http://www.hp.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.hp.com/hpinfo/newsroom/press/06mar02c.htm
□ニュースリリース(和文)
http://www.jpn.hp.com/companyinfo/pressrelease/fy2002/gen11ftc.htm
□Compaqのホームページ(英文)
http://www.compaq.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.compaq.com/newsroom/pr/2002/pr2002030608.html
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【2月15日】米HP、2002年度第1四半期の決算を発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0215/hp.htm
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(2002年3月8日)

[Reported by yosida-s@impress.co.jp]