米HP、2002年度第1四半期の決算を発表
~フィオリーナCEOがCOMPAQとの合併の必要性を強調

2月13日(現地時間)発表


 米Hewlett-Packard(HP)は、2002年度第1四半期の決算を発表した。売上高は113億8,300万ドル。営業利益は7億1,300万ドルで、純利益は5億6,400万ドル、1株当たりの利益は29セント。

 前年第4四半期と比較すると、売上高は5%増、粗利は25.7%から26.9%と1.2ポイント上昇している。しかし、前年同期と比較すると、売り上げで8%減、純利益で31%の減少となっている。

 フィオリーナCEOは、リリースの中で「世界経済が低迷し、業界が急速に変動する中、今期の結果は、顧客重視の姿勢と市場情勢に左右されずに効率的にビジネスを実行するというHPの継続的な能力の表れである」と述べた。

 そして、同社の好調の要因となったコンシューマ向けPCとデジタルイメージ関連製品の売り上げについて触れる一方で、「市場でのリーダーシップや、顧客との関係、収益性の改善、それに雇用者や株主のことを考えると、取り得る戦略の中で、COMPAQとの合併が唯一最善の策である。サーバー、ストレージ、ITサービスといったHPのキービジネスの強化にはCOMPAQの補完的能力が必要である」と述べ、改めてCOMPAQとの吸収合併の必要性を強調した。

□米Hewlett-Packardのホームページ(英文)
http://www.hp.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.hp.com/hpinfo/investor/quarters/2002/q1.html
□関連記事
【2001月9月4日】HP、Compaqを吸収合併と正式発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010904/hp_comp.htm

(2002年2月15日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]

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