KYROシリーズのSTMicro、PC用ビデオチップ市場から撤退

ギルモ「3D Prophet 4500」に搭載のKYRO II

2月8日(現地時間)



 STMicroelectronicsは8日(現地時間)、PC向けビデオチップ市場から撤退し、その資産や営業活動などの売却先を探していることを発表した。

 同社はPC向けビデオチップ「KYRO/KYRO II」シリーズなどを製造していた。コミュニケーション分野やコンピュータ周辺機器などの事業は引き続き継続していくとしている。同社のビデオチップ事業は2001年度に1,500万ドルの売り上げを計上している。

 NVIDIAとATIによる寡占化が進むビデオチップ市場だが、またひとつプレーヤーが減ることとなった。

□STMicroelectronicsのホームページ(英文)
http://www.st.com/
□ニュースリリース(英文)
http://us.st.com/stonline/press/news/year2002/c1146h.htm
□KYROの製品ページ(英文)
http://us.st.com/stonline/prodpres/graphic/kyro/default.htm
□関連記事
【2001年6月1日】【HotHot!】NVIDIAに追いつけたか?
期待のKYRO II搭載ビデオカードが登場!
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010601/hotrev110.htm

(2002年2月12日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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