「AArch64」モードにおけるメモリ管理。64bitのアドレス空間をフルに利用すると大きさは2の64乗、すなわち16EB(1EBは10の6乗TB)という途方もない大きさになるので、近い将来において64bitの物理アドレスを用意する必要はないと考えられる。そこで物理アドレス空間は最大48bit(256TB)にとどめておき、変換テーブルベースレジスタ(TTBR:Translation Table Base Register)によって区分けした仮想アドレス空間ごとに、最大48bitのアドレスを割り当てる。TTBR0はアプリケーション用アドレス空間、TTBR1はカーネル用アドレス空間となる

「AArch64」モードにおけるメモリ管理。64bitのアドレス空間をフルに利用すると大きさは2の64乗、すなわち16EB(1EBは10の6乗TB)という途方もない大きさになるので、近い将来において64bitの物理アドレスを用意する必要はないと考えられる。そこで物理アドレス空間は最大48bit(256TB)にとどめておき、変換テーブルベースレジスタ(TTBR:Translation Table Base Register)によって区分けした仮想アドレス空間ごとに、最大48bitのアドレスを割り当てる。TTBR0はアプリケーション用アドレス空間、TTBR1はカーネル用アドレス空間となる