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PC管理のプロや英知が集結するコミュニティ「PC匠道場」開設！

～Intel 4004トロフィーなど、開設を記念した特別プレゼントもご用意

PC Watch編集部

2022年3月25日 06:00

　PC Watchの読者諸兄には、PCマイスターとでも言うべきPCに詳しい方が多いだろう。しかし、何十台何百台といったマシンの設定やソフトウェアなどを管理するとなると、IT部門の専門化でも頭を悩ますような問題が発生するものだ。

　実はそういった問題の多くは、インテルが提供する企業向けプラットフォームである「インテルvProプラットフォーム」(以下、vPro)を活用することで解決できる。だが、vPro自体あるいはその設定に関する情報は、Web上でもあまり多くないのもまた事実。

　そこで、INTERNET WatchおよびPC Watchが中心となって、ビジネスPCの管理に関するさまざまな情報や解決策を提示していくコミュニティサイト「PC匠道場」をこの3月からオープンした。

　PC匠道場では、主に「運用管理事例」、「運用管理Tips」、「管理者向けPCレビュー」、「仕事のPCニュース」などの記事を展開。また、vProのルーツともいえる「Wake on LAN」の黎明期から最新vPro事情までを知り尽くした“匠”こと牧真一郎氏をお迎えし、PC管理の現場で発生する具体的な問題の解決策を紹介していくほか、ウェビナーも随時開催していくことで、読者の方と双方向でコミュニケーションを取りつつ、PC管理者が求める情報をピンポイントで提示していく。

匠道場

　PCの管理はやっていかなければいけないが、そもそもvProって何? という人には、下記で簡単な紹介を行なっているのでそちらも目を通していただきたい。

　また、PC匠道場の開設を記念して、インテル株式会社様からご提供いただいたオリジナルグッズをプレゼントする。

vProとはPCの管理性だけでなくセキュリティ、性能も担保する合い言葉

　vProの特長はいくつかあるが、すぐに結びつけられるのがPCの管理性を高めるという点だろう。vProに対応したマシンであれば、管理者は電源のオン/オフはもとよりUEFI(BIOS)の設定といった、通常はローカルでないと行なえないような作業も遠隔から実行できる。

　弊誌読者諸兄であれば、vProの前身技術の1つである「Wake On LAN」については耳にしたことがある人が多いだろう。Wake On LANは、LANを通じて対応PCの電源を遠隔からオンにする技術だ。Wake On LANは便利な技術だが、異なるネットワークセグメントから操作できない、クライアントをMACアドレスでしか認識できないなど、運用面での課題があった。

　しかし最新のvProでは、ルーターの外にあるPCにアクセスし、UEFIの設定変更や、OSの再インストールといったことまでできるように進化している。

　在宅勤務が一般的となり、従業員が社内外で様々なPCを活用する現在、管理者がいつでもどこからでも従業員のPCを管理、設定できるというのは、生産性やシステムの持続可能性だけでなく、各業務PCの使い勝手を高めるという点からも、もはや必須レベルの技術と言っていい。

　リモート管理の主要な機能については、僚誌INTERNET Watchで解説記事を掲載しているので参照いただきたい。

　前述のように、vProが高いリモート管理性を提供することはある程度の認知度があると思われる。だが実は、vProとは高いレベルのセキュリティと性能の担保をも意味することはあまり知られていないかもしれない。

　Intelは、「Intel Hardware Shield」という名称でUEFIからOSまで、各種の攻撃からPCを守るための様々なセキュリティ技術を実装している。それらの内のいくつかを活用し、Microsoftでは「Windows史上もっともセキュアなPC」として「Secured-Core PC」を規格化し、すでに各社から対応製品が発売されている。

　vProはSecured-Core PCで求められるセキュリティ要件を満たすだけでなく、ソフトウェアの改竄を検知するIntel TXT、メモリの暗号化を行なうTMEなど数多くのセキュリティ技術を搭載しており、堅牢なプラットフォームを実現している。

MicrosoftのSecured-Core PCとIntel vProの関係 ※2021年7月時点

　また、各社のvPro対応PCは、様々業務形態に対応できるよう比較的高いスペックにされていることも見逃せない。つまり、経営者からすると、vProのロゴのあるPCを購入すれば社員の生産性を高く保てることも意味するわけだ。匠道場ではそういった各社の最新PCのレビューも掲載している。