特集
SIMフリーのAndroidスマートフォンおすすめ10選【2023年下期】
2023年9月11日 06:13
スマートフォンの買い替え時期が秋以降という人は多いだろう。
なぜ秋以降かといえば「話題の新商品」が毎年秋に出ることが多く、その商品の登場を待って買い替えるかどうか、買い替えるにしても新商品を買うか、安くなった旧型を買うか、いっそ違うメーカーに買い替えてしまうという選択肢もある。
ただ、今回は話題の新商品ではない、多数のメーカーから発売されているSIMフリースマートフォンの中から、安価な機種や魅力的な機能を持った機種を10機種ご紹介していく。
今秋以降のスマートフォンの買い替えの参考になれば幸いだ。
(1) メモリ8GBのエントリスマホ「moto g52j 5G II」
(2) 子供とシニアにも最適な「AQUOS wish3」
(3) SIMロックフリーの売れ筋「OPPO Reno9 A」
(4) AIを活用した高画質カメラがウリ「Google Pixel 7a」
(5) 高性能と高級感が詰まったコスパモデル「motorola edge 40」
(6) 唯一無二の透明ボディ「Nothing Phone (2)」
(7) 5.9型の小型で片手操作もらくらく「Zenfone 10」
(8) ゲーミングスマホといえば「ROG Phone 7」
(9) 高性能な折りたたみ「motorola razr 40 ultra」
(10) カメラで選ぶならやっぱり「Xperia 1 V」
moto g52j 5G II
moto g52j 5G II | |
---|---|
CPU | Snapdragon 695 5G |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 2,460×1,080ドット、約6.8型 |
カメラ | 5,000万画素メイン+800万画素 超広角+200万画素マクロ、1,300万画素前面 |
バッテリ | 5,000mAh |
重量 | 206g |
2022年に発売された「moto g52j 5G」から仕様のアップグレードが図られた「moto g52j 5G II」は、安価な機種の中でも注目株といえるだろう。
メインメモリが6GBから8GBに増量されたことで、重たいアプリケーションを複数利用していても切替がスムーズに行なえるなど、実利用での快適さに磨きのかかった1台だ。
AQUOS wish3
AQUOS wish3 | |
---|---|
CPU | MediaTek Dimensity 700 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
ディスプレイ | 1,520×720ドット、約5.7型 |
カメラ | 1,300万画素メイン、500万画素前面 |
バッテリ | 3,730mAh |
重量 | 161g |
スマートフォンを選ぶ際、聞き覚えのあるメーカーを選びたいという人も多いだろう。
安価なスマートフォンの中でもそうしたメーカーやブランドの中でも人気が高いのがSHARPのAQUOSシリーズだ。
AQUOS wish3はスタンダードな作りが売りで、子供向けの「ジュニアモード」やシニア向けの「かんたんモード」といった操作が簡単に行なえる表示に切り替えることもできる。
シンプルなものがほしい、家族用に新しいスマートフォンが欲しいといった場合に選びたい1台だ。
OPPO Reno9 A
OPPO Reno9 A | |
---|---|
CPU | Snapdragon 695 5G |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 2,400×1,080ドット、約6.8型 |
カメラ | 5,000万画素メイン+800万画素 超広角+200万画素マクロ、1,600万画素前面 |
バッテリ | 4,500mAh |
重量 | 183g |
SIMフリースマートフォンの中でも特に売れ筋となっている「OPPO Reno A」シリーズの最新モデルが「OPPO Reno9 A」だ。
高級感の高い背面パネルのデザインは健在で、先代モデル同様に防水・防塵、おサイフケータイ(FeliCa)への対応など機能も充実している。
メインメモリは8GBと大容量で、さらに内蔵ストレージを利用する仮想メモリ機能を使えば16GB相当まで拡張することもできるため、ブラウザで多数のタブを開いたり重たいアプリをいくつも利用する場合でも快適に利用することができる。
Google Pixel 7a
Google Pixel 7a | |
---|---|
CPU | Google Tensor G2 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 2,400×1,080ドット、約6.1型 |
カメラ | 6,400万画素メイン+1,300万画素 超広角、1,300万画素前面 |
バッテリ | 4,385mAh |
重量 | 193.5g |
Googleの作ったスマートフォン「Google Pixel」の安価なモデル「a」シリーズの最新モデルが「Google Pixel 7a」だ。
プロセッサには最新のGoogle Tensor G2を搭載し、売りのAIを活用した高画質カメラや「消しゴムマジック」などもGoogle Pixel 7と変わらない性能で楽しむことができる。
Android OSも最新バージョンをいち早く利用できるため、スマートフォンの進化にワクワクしたい人ならば選んで失敗はしない1台だろう。
motorola edge 40
motorola edge 40 | |
---|---|
CPU | MediaTek Dimensity 8020 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 2,400×1,080ドット、約6.55型 |
カメラ | 5,000万画素メイン+1,300万画素マクロ、3,200万画素前面 |
バッテリ | 4,400mAh |
重量 | 171gまたは167g (本体カラーで異なる) |
高性能と高級感がほどよい価格にまとまった1台を求めている人にオススメしたいのが「motorola edge 40」だ。
6万円台中盤と最近のスマートフォンの中では手頃な価格ながら、まるで画面を手に持っているかのような狭額縁の有機ELディスプレイや、大口径で明るく、手ぶれ補正も強力なカメラを備えているのが特徴だ。
Dolby Atmosに対応したスピーカーや最大144Hz駆動のディスプレイなどメディア機能にも富んでいるため、動画やゲームを楽しみたい人も満足できるだろう。
【9月13日訂正】記事初出時、表ならびにSoC型番に誤りがございました。お詫びして訂正します。
Nothing Phone (2)
Nothing Phone (2) | |
---|---|
CPU | Snapdragon 8+ Gen 1 |
メモリ | 8GB/12GB |
ストレージ | 128GB/256GB/512GB |
ディスプレイ | 2,412×1,080ドット、約6.7型 |
カメラ | 5,000万画素メイン+5,000万画素超広角、3,200万画素前面 |
バッテリ | 4,700mAh |
重量 | 201.2g |
2022年に透明なボディで話題をさらった英Nothingから、先代モデルよりパワフルに、より美しくなった「Phone (2)」が登場した。
特徴的な透明の背面パネルはエッジ部分がラウンド形状になったことで高級感と持ちやすさが向上。
基本性能もQualcomm Snapdragon 8 Gen 1を搭載し、デザインだけでなく性能も妥協無い1台に仕上がっている。
Zenfone 10
Zenfone 10 | |
---|---|
CPU | Snapdragon8 Gen 2 |
メモリ | 8GB/16GB |
ストレージ | 128GB/256GB/512GB |
ディスプレイ | 2,460×1,080ドット、約5.9型 |
カメラ | 5,000万画素メイン+1,300万画素 超広角、3,200万画素前面 |
バッテリ | 4,300mAh |
重量 | 172g |
高性能なスマートフォンは大きく重たい機種が多い中、コンパクトさを強みに登場したのが「Zenfone 10」だ。
チップセットに最新のQualcomm Snapdragon 8 Gen 2を搭載し、RAMも8GBまたは16GBから選べるため性能を重視したいユーザーには見逃せない1台だろう。
コンパクトであってもフラグシップモデルらしく付加機能にも富んでいて、ワイヤレス充電や防水・防塵、おさいふケータイ(FeliCa)にも対応している。
本体のカラーバリエーションも5色と豊富なため、性能や機能、そして見た目の好みでも欲張りたい人には魅力的に見えるはずだ。
ROG Phone 7
ROG Phone 7 | |
---|---|
CPU | Snapdragon 8 Gen 2 |
メモリ | 12GB/16GB |
ストレージ | 256GB/512GB |
ディスプレイ | 2,448×1,080ドット、約6.78型 |
カメラ | 5,000万画素メイン+1,300万画素 超広角+500万画素マクロ、3,200万画素前面 |
バッテリ | 6,000mAh |
重量 | 239g |
SIMフリースマートフォンならではともいえるのが「ゲーミングスマートフォン」だ。
ROG Phone 7はその名の通り、ASUSのゲーミングブランド「ROG」を冠したゲーミングスマートフォンの7代目となり、従来モデル以上に冷却機能の強化などが図られている。
eスポーツでもモバイル向けのゲームタイトルを対象とした大会は盛り上がりを見せており、とことんハマっているゲームをもっと快適に、もっと極めたいプレイヤーなら興味を抱くはずの1台だ。
motorola razr 40 ultra
motorola razr 40 ultra | |
---|---|
CPU | Snapdragon 8+ Gen 1 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 2,640×1,080ドット、約6.8型 + 1,066×1,056ドット、約3.6型 |
カメラ | 1,200万画素メイン+1,300万画素 超広角・マクロ、3,200万画素前面 |
バッテリ | 3,800mAh |
重量 | 188g |
ここ数年のスマートフォンの中でも注目を集めている折りたたみ機構(フォルダブル)を備えたSIMフリースマートフォンが「motorola razr 40 ultra」だ。
本体外側には大型のディスプレイを搭載することで、開かずともメールの返信や地図アプリ、バーコード決済アプリなどを利用することができるように進化している。
折りたたみ機構を活かし、スタンドなどなしに画面に角度をつけてビデオ通話や動画視聴ができるのもおもしろい使い方だろう。
Xperia 1 V
Xperia 1 V | |
---|---|
CPU | Snapdragon 8 Gen 2 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB |
ディスプレイ | 3,840×1,644ドット、約6.5型 |
カメラ | 4,800万画素メイン+1,200万画素 超広角+1,200万画素 望遠、1,200万画素前面 |
バッテリ | 5,000mAh |
重量 | 187g |
スマートフォンで最も使われる機能とも言われる「カメラ」に注力しているのがソニーの「Xperia 1 V」だ。
超広角・広角・望遠のトリプルカメラ搭載はいまどき珍しくはないが、広角カメラには新型の大型センサーを採用し、望遠カメラは35mm判換算で85mmから125mmの光学ズームを利用することができる。
本格的な撮影を楽しめる「Photography Pro」「Videography Pro」「Cinematography Pro」という3本のアプリも用意されている。
ゲーミングスマートフォンのように利用できる周辺機器「Xperia Stream」や、従来モデルよりも強化された冷却機構など、高性能を余すところなく楽しめる工夫にも注目したい1台だ。