「最後のボーイング747」完成。アトラス航空へと出発

　ボーイング社は6日(現地時間)、製造終了前の最後の機体となる、1,574機目のボーイング747(747)を同社のエベレット工場から出荷した。

　747は、1970年1月にパンアメリカン航空に就航して以降、約50年にわたり製造されてきた大型ジェット機。同社はより燃料効率の高い飛行機を求める航空会社の需要などにより、2020年時点で747の製造終了は決定していた。

　最後の747は、アトラス航空に納品される。なお同社は、製造終了後も747のアフターサポートを同機が飛行している限り続けるとしている。