ダイソン、空気清浄機能付きノイズキャンセリングヘッドフォン

Dyson Zone

　ダイソン株式会社は8日、ノイズキャンセリング機能付き空気清浄ヘッドフォン「Dyson Zone」の発売時期を発表した。2023年1月より中国で、3月にアメリカ、英国、香港、シンガポールで販売開始予定。

　3月に発表された、ノイズキャンセリング機能搭載ヘッドフォンに、口と鼻を覆う空気清浄機能付きフィルターを搭載した製品。ヘッドフォンとしては連続50時間、空気清浄機能とヘッドフォン機能を同時使用した場合は4時間の駆動ができ、USB Type-Cで充電する。

ヘッドフォン単体での使用もできる

　ヘットフォンとしては、可聴域を超えた6Hzから21kHzの周波数まで再生できると謳うドライバを搭載するほか、8個のマイクを使用したアクティブノイズキャンセリング、音声通話や音声コントロールに対応するマイクなどを備える。

　また、本製品の特徴である空気清浄機能は、イヤーカップ内に搭載されているコンプレッサーから空気を取り込み、浄化された気流をマスク状のシールドに送り込むもの。静電フィルターとKカーボンフィルターを搭載し、ブレーキダスト、工業燃焼、建設工事などによる粒子や超微粒子、NO2、SO2などの都市ガス汚染物質などを捕集するとしている。

　同社の空気清浄機などと同様、スマートフォン用アプリ「MyDyson」に対応し、本体の操作やヘッドフォンのオーディオイコライジング、ノイズキャンセリングモードの切替、汚染物質のモニタリングなどが可能。

　日本での発売は未定だが、最新情報を受け取れるメールマガジンの登録は受け付けている。