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Microsoft、アイルランドでクリーンエネルギー購入契約締結

〜37MWの"メガ風力発電所"を利用

Microsoft、アイルランドでクリーンエネルギー購入契約締結

 Microsoftは9日(アイルランド時間)、アイルランドにおいて風力発電によるクリーンな電力の購入に関する契約を締結したと発表した。この契約は米GEとの間に交わされたもので、今後15年すべて風力発電による電力が供給され、主にデータセンター運営に用いられる予定。

 電力を供給するのはアイルランド南部ケリー郡の風力発電所で、37MW(メガワット、37,000kW)の発電量を誇る。この発電量は、日本では2017年に運転を開始したメガソーラー「新岡山太陽光発電所」に相当する。

 さらに、発電所で使用されている各タービンはバッテリー内蔵しており、余剰電力を蓄え、必要に応じて使用できる。これにより、発電量のムラをなくし、より安定したクリーンエネルギーの供給を可能にしている。

 Microsoftは電力卸取引会社とも契約を結び、余剰電力の売却も予定しており、経済性と環境への配慮を両立を狙う。