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BlackBerry、自動車向けのセキュリティサービスを開発中か

 ロイターは16日(米国時間)、BlackBerryが自動車向けセキュリティシステムを開発中であることを報じた。同紙の金融アナリストへの取材から判明したもので、ネットワーク機能を備える自動車に対し、遠隔でウイルススキャンなどを提供するものだという。

 遠隔でウイルススキャンをし、危険であると判断した場合には運転手にただちに車を路肩に寄せるよう通知する機能のほか、車を利用していない間にセキュリティパッチを配信するシステムをアストン・マーチンとレンジ・ローバーの2社とテスト中であるという。

 同アナリストは、このサービスは2018年の初頭に開始され、対応車種で月額料金およそ10ドルほどで提供されるとしている。

 近年、IoTへの関心の高まりなどもあり、インターネットに接続される「コネクテッドカー」が注目されている。一方で、ネットワーク機能の向上に伴ったサイバー攻撃への対策が求められている(過去記事も参照"PCセキュリティからIoTセキュリティへと領域を広げるトレンドマイクロ")。