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Seasonic、80PLUS Platinum対応のフルモジュラー式ATX電源ほか計3モデルを発表

FOCUS PX

 株式会社オウルテックは、Seasonic製ATX電源「FOCUS PX」「FOCUS GX」「FOCUS GM」の3モデルを発売した。価格はいずれもオープンプライス。

 「FOCUS PX」は80PLUS Platinum認証を取得したATX電源。容量は650W/750W/850Wを用意し、店頭予想価格はそれぞれ27,940円/31,570円/35,200円前後の見込み。保証期間は10年間。

 コンデンサには一次側、二次側ともに日本メーカー製の電解コンデンサを採用したほか、ファンには静音性と省電力性に優れるという高性能流体軸受け(FDB)を採用した120mm径のファンを搭載し、信頼性を向上させた。

 そのほか、12V/5V/3.3Vいずれかに極端な負荷がかかっても電圧の変動幅を±3%に抑えることができる「Tight Voltage Regulation機能」、力率を改善し線路損失と電力のひずみを低減する「Active Power Factor Correction回路」などの機能も搭載。

 ケーブルにはすべて取り外しできるフルモジュラー式を採用。ケーブルはフラットタイプで、内部構造の簡略化やエアフローを改善できるとしている。

 コネクタは、メイン用20+4ピン、12V補助用4+4ピン×2、PCI Express用8(6+2)ピン、ペリフェラル用4ピン、SATA用15ピン、SATA3.3アダプタを備える。本体サイズはいずれも約150×140×86(幅×奥行き×高さ)mm、重量は約1,627~1,647g(容量により異なる)。

FOCUS GX

 「FOCUS GX」は、上位のPXシリーズと同じくフルモジュラー式を採用したATX電源で、こちらは80PLUS Gold認証を取得している。容量は650W/750W/850Wを用意し、店頭予想価格はそれぞれ22,880円/27,280円/30,580円前後の見込み。保証期間は10年間。

 こちらも上位モデルと同じく120mm径のFDBファンや、日本メーカー製電解コンデンサを採用し、製品の信頼性を向上させた仕様。
 コネクタは、メイン用20+4ピン、12V補助用4+4ピン×2、PCI Express用8(6+2)ピン、ペリフェラル用4ピン、SATA用15ピン、SATA3.3アダプタを備える。本体サイズはいずれも約150×140×86(幅×奥行き×高さ)mm、重量は約1,529~1,588g(容量により異なる)。

FOCUS GM

 「FOCUS GM」は、80PLUS Gold認証を取得したATX電源。こちらのモデルはPX/GXシリーズとは異なりセミモジュラー式を採用し、価格を抑えた。容量は550W/650W/750W/850Wを用意し、店頭予想価格はそれぞれ18,480円/20,680円/23,980円/27,280円前後の見込み。保証期間は7年間。

 価格を抑えながらも、上位2モデルと同じく120mm径のFDBファンや、日本メーカー製電解コンデンサ搭載したほか、モジュラーケーブルにはフラットケーブルを採用している。

 コネクタは、メイン用20+4ピン、12V補助用4+4ピン×2、PCI Express用8(6+2)ピン、ペリフェラル用4ピン、SATA用15ピンを備える。本体サイズはいずれも約150×140×86(幅×奥行き×高さ)mm、重量は約1,723~1,945g(容量により異なる)。