【MWC 2011開幕直前レポート】タブレットやスマートフォン製品が続々登場予定

会期:2月14日~17日
会場:Fira de Barcelona(バルセロナ国際展示場)



 モバイルサービスにおける世界規模の展示会「Mobile World Congress 2011」が、2月14日(現地時間)から開幕する。会場はスペインのバルセロナにある国際展示場のFira de Barcelona。

バルセロナ市内にある国際展示場「Fira de Barcelona」。大通りから見える会場の様子は、すでにMobile World Congress一色となっている。

 Mobile World Congress 2011には、Sony EricsonやSamsung、LG、HTCといった端末機器メーカーをはじめ、各国の通信事業者や関連チップメーカー、周辺機器メーカー、コンテンツ企業などが、新製品/サービスを発表/展示するほか、基調講演やさまざまなカンファレンスが開催される。

 例えば先日、Nokiaと戦略的提携を発表したMicrosoftのスティーブ・バルマー氏による基調講演も2月14日16時(現地時間)より行なわれる予定で、大きな注目を集めそうだ。

 会期は現地時間の14日からとなっているが、実質的には13日の夕刻よりスタートする。併催されるメディア向けのショーケース「Show Stoppers」が開催されるほか、Sony Ericson、Samsungなどのメディア向け会見なども13日夜に行なわれる予定だ。

 またメーカー各社は開幕に先んじて先週末の10日、11日に次々と新製品に関する発表を行なっており、例えばViewSonicのヨーロッパ部門では、デュアルSIMを搭載可能なAndroid 2.2スマートフォンや、Android 2.2とWindows 7のデュアルブートに対応する10型タブレット端末を発表。ブース出展もする。

 PC Watchではこうしたタブレット端末新製品や基調講演の模様、ブース出展などを中心にして、現地より連日レポートをお届けする。

会場のメインエントランス。14日の開幕に向けて設営の真っ最中といったところ会場案内図。おおまかなカテゴリ別に8つのホールで構成されているホール8の外観。12日よりレジストレーションは始まっているが、この時点ではまだノンビリムード
バルセロナ市内のカタルーニャ広場周辺には、開催を知らせる旗が多数飜っていた。ViewSonic Europeが2月11日に発表した「ViewPad 10Pro」。Windows 7とAndroid 2.2のデュアルブートタブレット。また、先日Googleより正式発表されたAndroid 3.0(HoneyComb)搭載タブレットなども、数多く登場すると思われるこうした大規模展示会ではすっかり必須となったスマートフォン用のガイドアプリケーション。出展社検索や、ホールマップの閲覧などができる。写真のiOS向けAppのほか、Android用アプリもAndroid Marketから入手可能。もちろんどちらも無料

(2011年 2月 14日)

[Reported by 矢作 晃]