イベントレポート

ASUS、43型4K HDRや49型HDR対応ウルトラワイドなどゲーミング液晶3製品

Strixゲーミングディスプレイ

 ASUSは、米ラスベガスにて開催される「CES 2019」に先駆け、Republic of Gamers(ROG)ブランドより、43型「Strix XG438Q」など、ゲーミング液晶ディスプレイ3製品を発表した。価格はともに未定。

 すべてDisplayHDR規格に準拠したHDR対応液晶ディスプレイで、AMDのFreeSync 2もサポート。HDRコンテンツでもカクツキのない滑らかな表示を実現しているほか、FreeSync 2では「低フレームレート補完(LFC)」機能が追加されており、30fps未満でもスムーズな表示が可能となっている。

 駆動方式はすべてVAで、非光沢のパネルを採用。画面上にクロスヘアを表示する「GamePlus」機能なども備える。

Strix XG438Q

Strix XG438Q

 「Strix XG438Q」は、DisplayHDR 600に準拠したHDR対応の43型4K(3,840×2,160ドット)液晶ディスプレイ。発売は2019年1月末の予定。

 入力遅延を低減する「GameFast」技術を備えるほか、複数入力を同時に表示するPiP/PbP機能もサポートする。

側面

Strix XG32VQR/XG49VQ

 「Strix XG32VQR」は、DisplayHDR 400に準拠した、HDR対応の31.5型WQHD(2,560×1,440ドット)液晶ディスプレイ。発売は2019年1月末の予定。

 曲率半径1,800Rの曲面パネルを採用しており、144Hzの高速リフレッシュレートに対応する。

 「Strix XG49VQ」は、49型3,840×2,160ドットのパネルを搭載したウルトラワイド液晶ディスプレイ。発売は2019年春の予定。

 DisplayHDR 400に準拠し、144Hzの高速リフレッシュレートとDCI-P3 94%の高品質表示が特徴。

 各製品のおもな仕様は以下のとおり。

モデル名XG438QXG32VQRXG49VQ
画面サイズ43型31.5型49型
表示解像度3,840×2,160ドット2,560×1,440ドット3,840×1,080ドット
リフレッシュレート120Hz144Hz
パネル方式VA
輝度450cd/平方m (標準)
アスペクト比16:932:9
中間色応答速度4ms
色域DCI-P3 90%DCI-P3 94%DCI-P3 90%
HDR対応DisplayHDR 600準拠DisplayHDR 400準拠
同期技術Radeon FreeSync 2 HDR
映像入力インターフェイスDisplayPort 1.4、HDMI 2.0DisplayPort、HDMI 2.0×2
スピーカー10W×2非搭載5W×2
USB Hub機能USB 3.0×2USB 3.0