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写真で見る「Galaxy S6 edge+」と「Galaxy Note5」

いずれも5.7型のWQHDパネルを搭載するGalaxy S6 edge+(右)とGalaxy Note5(左)
側面から見た様子。奥側がGalaxy S6 edge+で、手前がGalaxy Note5。兄弟機のように似ているが、カーブディスプレイの有無で容易に見分けることができる

 先に掲載したGalaxy S6 edge+とGalaxy Note5の概要に引き続いて、Samsung Unpackedイベント会場のロビーで行なわれたハンズオンの様子を写真を中心に紹介する。

 本体カラーは全4色が発表された。ホワイトパール(white pearl)、ブラックサファイア(black sapphire)、ゴールドプラチナ(gold platinum)に加えて、新色のシルバーチタニウム(silver titanium)がある。各市場において全色が投入されるわけではなく、ニーズに応じた色がそれぞれラインナップする見通し。

ホワイトパール(white pearl)の正面と背面。すでにGalaxy S6向けに投入されている同色とほぼ同じと思われる。ガラスと光沢膜を組み合わせた質感のため、天井のライトなどの光源が映り込む
ブラックサファイア(black sapphire)。背面の両縁の部分がより大きくラウンドしているのがGalaxy Note5。正面がカーブディスプレイなのはS6 edge+で、背面のラウンドが大きいのはNote5
やはり中国市場では高い人気を誇るというゴールドプラチナ(gold platinum)。
新色となるシルバーチタニウム(silver titanium)。どちらかと言えば輝かしい銀色ではなく、むしろ落ち着いたグレイ系統の色になっている。S6 edgeと同様に光線の具合によって表情を変えるという狙いがあり、状況によってイメージは変わる
自然光に近い状態で4色を比べて見た様子。左から順にゴールドプラチナ、ブラックサファイア、シルバーチタニウム、ホワイトパール
Galaxy S6 edge+の右側面。電源ボタンがある。縦の長さは154.4mm
Galaxy S6 edge+の上面。SIMスロットはここに位置する。ほかに環境音を拾うマイクホールがある
Galaxy S6 edge+の左側面。ボリュームの上下ボタンが位置する
Galaxy S6 edge+の下面。充電、同期用のMicro USBと、イヤフォン/マイクジャック、スピーカーとマイクホールが位置する

Galaxy Note5の右側面。電源ボタンが位置する。上が画面側になる。画面側がフラットで、背面の両縁がラウンドしているのが良く分かる
Galaxy Note5の上面。SIMスロットはここに位置する。ほかに環境音を拾うマイクホールがある
Galaxy S6 edge+の左側面。ボリュームの上下ボタンが位置する
S-Penの挿入口が右側にある以外は、S6 edge+の下面とまったく同じインターフェイスの配置となっている
Galaxy Note5のS-Pen収納部分。指先で押し込むとこの程度がプッシュアップされてくる。これをつまんで引き抜くが、S-Pen自体が細めなのと、出っ張る部分が小さいため指が太めの人はやや扱いにくい印象
S-Penを引き抜くと、いわゆるホバー状態で選択ができるAir Commandのモードが自動的に起動する。任意にアプリケーションへのショートカットも登録が可能
Galaxy Note5付属のS-Pen。ノック式のように見えるが、グリップの部分はつまみやすくするための溝になっている
Galaxy S6 edgeから搭載されているPeople edge。よく利用する連絡先などを登録しておけるショートカット
S6 edge+からは、さらにスワイプすることでApps edgeと呼ぶアプリケーションランチャーを呼び出すことができる。People edgeとはトグル式で表示切り替えが可能
Edge Screenの設定画面。S6 edgeとほぼ同様だが、Apps edgeの設定項目が加わっている
本来はiPhone 6 Plusがあると良かったのだが、自前のiPhone 6を使ったおおまかな大きさの比較

 今回の隠し球とも言えるアクセサリがミニキーボードだ。正確にはキーボードカバーとして、背面を覆うケースと共に販売される。写真の通り、電気的な接点はない。説明を聞く限り、キーを押すことで任意の場所に静電容量の電荷をかけて、スクリーン上にキー入力と認識させる。OS側で対応させれば、展示されていた英語配列や韓国語配列に限らず多言語での対応も可能になる。

 ただし日本語キーボードの予定はなく、日本語を入力する際にはローマ字変換のみ対応させることができるという。キーボードカバーはS6 edge+、Note5向けにそれぞれ用意されるほか、Galaxy S6向けにも提供される見通し。販売価格は北米市場向けで約80ドル前後とのこと。

S6 edge+向けのキーボードカバーを付けた様子。装着を認識して、自動的にスクリーン全体がせり上がる。稼働デモ機のため、ハングル入力に対応した韓国語版
キーボードカバー。白い円形のものは、展示用のマグネットで、実際の製品には付属しない
キーボードを利用しないときには、このように背面側に取り付けることで紛失を防ぐ
キーボード部分の裏面。物理的に押し込む仕組みになっているのはホームボタンの部分だけで、そのほかはフラット
形状は従来製品とほぼ同じだが、充電速度が高速化されたFAST CHARGE対応の新しい無接点充電台
充電台に載せると、アニメーション表示で充電が開始されたことと、バッテリの残量が表示される
純正アクセサリとして用意されるブランドとのコラボレーションケース。S6に引き続いて、スワロフスキーやモンブランとのコラボレーションが行なわれる
サードパーティ製のアクセサリも同時に展示された
無接点充電台や、無接点イヤフォン、ヘッドホン、スピーカーといった純正アクセサリ
Galaxy S6 edge+向けの純正ケースやカバー
Galaxy Note5向けの純正ケースやカバー
ハンズオンエリアに展示されていたアクセサリ群

(矢作 晃)