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USBオーディオを高音質化する4万円のノイズフィルタ

~SOtM tX-USBシリーズ初の外付けモデル

「SOtMtX-USBhubEx」

 zionote株式会社は、USBオーディオ機器の音質を改善させるという高音質化デバイス「SOtMtX-USBhubEx」を8月12日に発売する。価格は43,000円で、直販サイトのzionoteDirectおよびオリオスペックにて販売される。

 本機は、USB DACやUSB DDCといったUSB対応のオーディオ機器に接続することで、電源と信号の精度を向上させ、音質の改善を図るというSOtM tX-USBシリーズの最新モデル。

 内部には、PCが発する各種ノイズからUSBオーディオ機器への影響を抑制するという「ノイズフィルタ」を搭載。そして今回新たに開発された「超低ノイズ定電圧回路」や「超低ジッター発振回路」も実装、本機自体が発するノイズも抑制する。

 電源はUSBバスパワー対応だが、ACアダプタも付属する。加えてレギュレータレス設計の同社オーディオ用外付け電源「mBPS-d2s」(直販価格52,999円)にも対応しており、さらに高品質なオーディオ環境を構築できるとしている。

 インターフェイスはUSB出力が2ポートで、USB入力(Type-B)が1ポート。出力側は個別にUSB電源をオン/オフにするためのスイッチを備える。なお、2ポートを同時に使用するよりも1ポートだけ使用した方が音質向上効果が高いという。

 ドライバのインストールなどは不要で、PCに接続するとUSB Hubとして認識される。

 本体サイズおよび重量は、執筆時点では製品ページの該当欄に抜けがあり不明。

 同シリーズではこれまでもPCI版のtX-USB、PCI Express版のtX-USBexp、PC内部に設置するtX-USBhubInをリリース、外付けタイプは今回が初。

接続図

(中村 真司)