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ASUS、ファン停止機能装備のRadeon R9 380搭載カード

~R7 370、R7 360搭載モデルも同時発売

「STRIX-R9380-DC2OC-2GD5-GAMING」

 ASUSは、Radeon 300シリーズのビデオカードを4製品を6月27日に発売する。Radeon R9 380搭載モデルが1機種、R7 370搭載モデルが2機種、R7 360搭載モデルが1機種用意され、価格は全てオープンプライス。

 R7 360搭載モデルを除いた3製品は、「ウイングブレードゼロノイズファン」を搭載。GPU低温時はファンを停止して静音化を図るほか、ファンブレードの先端部分を下に曲げることで、約2倍の風圧を実現したと言う。また、ヒートパイプをGPUに密着させることで冷却効果を高める「DirectCU II」も採用する。

STRIX-R9380-DC2OC-2GD5-GAMING

 「STRIX-R9380-DC2OC-2GD5-GAMING」はRadeon R9 380を搭載し、店頭予想価格は36,500円前後の見込み。

 主な仕様は、Stream Processor数が1,792基、GPUクロックが990MHz(リファレンスは970MHz)、メモリはGDDR5でクロックは5,500MHz、バス幅は256bit、容量は2GBとなる。

 拡張スロット用のインターフェイスはPCI Express 3.0 x16。映像出力インターフェイスは、DisplayPort 1.2×1、HDMI×1、DVI-I×1、DVI-D×1。PCI Express補助電源コネクタは8ピン×1。

 本体サイズは約271×139×42mm(幅×奥行き×高さ)。搭載時は2スロットを占有する。

正面
映像出力インターフェイス

STRIX-R7370-DC2OC-4GD5-GAMING、STRIX-R7370-DC2OC-2GD5-GAMING

「STRIX-R7370-DC2OC-4GD5-GAMING」

 「STRIX-R7370-DC2OC-4GD5-GAMING」と「STRIX-R7370-DC2OC-2GD5-GAMING」は両製品ともRadeon R7 370を搭載し、前者はGDDR5 4GB、後者はGDDR5 2GBのメモリを実装する。それ以外の仕様はほぼ共通となる。店頭予想価格は順に31,000円前後、27,500円前後の見込み。

 主な仕様は、Stream Processor数が1,024基、GPUクロックが1,050MHz(リファレンスは975MHz)、メモリはクロックは5,600MHz、バス幅は256bit。

 拡張スロット用のインターフェイスはPCI Express 3.0 x16。映像出力インターフェイスは、DisplayPort 1.2×1、HDMI×1、DVI-I×1、DVI-D×1。PCI Express補助電源コネクタは6ピン×1。

 4GBモデルの本体サイズは約214×125×42mm(同)、2GBモデルの本体サイズは約228×124×40mm(同)で、それぞれ搭載時は2スロットを占有する。

STRIX-R7370-DC2OC-4GD5-GAMINGの正面
映像出力インターフェイス
「STRIX-R7370-DC2OC-2GD5-GAMING」
映像出力インターフェイス

R7360-OC-2GD5

「R7360-OC-2GD5」

 「R7360-OC-2GD5」はRadeon R7 360を搭載し、店頭予想価格は20,000円前後の見込み。

 主な仕様は、Stream Processor数が768基、GPUクロックが1,070MHz(リファレンスは1,050MHz)、メモリはGDDR5でクロックは6,500MHz、バス幅は128bit、容量は2GBとなる。

 拡張スロット用のインターフェイスはPCI Express 3.0 x16。映像出力インターフェイスは、DisplayPort 1.2×1、HDMI×1、DVI-I×1、DVI-D×1。PCI Express補助電源コネクタは6ピン×1。

 本体サイズは約220×111×38mm(同)。搭載時は2スロットを占有する。

正面
映像出力インターフェイス

(中村 真司)