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Thermaltake、監視機能搭載の1,050W電源

~付属ソフトでリアルタイムに電圧/電流などを表示

「Toughpower DPS G 1050W

 株式会社アスクは、監視機能を搭載したThermaltake製電源ユニット「Toughpower DPS G」シリーズを、29日から発売する。定格出力450/750/1,050Wのモデルが用意され、税別店頭予想価格は順に17,980円前後、19,980円前後、28,980円前後の見込み。

 Toughpower DPS Gシリーズは、電源内部に稼働状況を監視するためのセンサーを内蔵しており、PCとUSB接続して独自ソフトの「DPSApp」を使用することで、12/5/3.3Vの電圧、電流、電源効率、消費電力、電気代、電源温度、ファンの回転数をリアルタイムに確認できるほか、データの記録や設定の変更、メール/SNS等での共有ができる。

 プラグイン式のケーブルコネクタ、80PLUS Gold認証、140mm静音ファン、日本メーカー製105℃コンデンサを採用するほか、+12V系がシングルレーン設計になっており、消費電力の大きなハイエンドビデオカードを使う場合などに安定した動作を期待できる。

 定格出力450Wの「Toughpower DPS G 450W」の仕様は、+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12Vが37A、-12Vが0.8A、+5Vsbが3.0A。コネクタはメイン用20+4ピン×1、12V補助用4+4ピン×1、PCI Express 6+2ピン×2、SATA×6、ペリフェラル用4ピン×4、FDD×1。

 定格出力750Wの「Toughpower DPS G 750W」の仕様は、+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12Vが62A、-12Vが0.8A、+5Vsbが3.0A。コネクタはメイン用20+4ピン×1、12V補助用4+4ピン×1、PCI Express 6+2ピン×4、SATA×8、ペリフェラル用4ピン×8、FDD×1。

 定格出力1,050Wの「Toughpower DPS G 1050W」の仕様は、+3.3Vが25A、+5Vが25A、+12Vが87.5A、-12Vが0.8A、+5Vsbが3.0A。コネクタはメイン用20+4ピン×1、12V補助用4+4ピン×1、PCI Express 6+2ピン×6、SATA×12、ペリフェラル用4ピン×8、FDD×1。

 それぞれ本体サイズは150×180×86mm(幅×奥行き×高さ)、保証期間は7年となる。

前面のコネクタ側
背面の電源コネクタ側
ファン搭載部分
内部
消費電力を監視
12/5/3.3Vを監視
電気代の計算
CPUの消費電力をグラフ化
GPUの温度をグラフ化

(中村 真司)