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Antec、世界初の“28ピンMBU”コネクタ装備ハイエンド電源
(2013/4/3 16:57)
株式会社リンクスインターナショナルは、世界で初めて“28ピンMBU”コネクタを装備したAntec製のハイエンド電源「HCP-1000 Platinum」を4月6日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は32,800円前後の見込み。
フルプラグイン形式の80PLUS PLATINUM準拠ハイエンド電源。世界で初めて28ピンのMBUコネクタを装備し、将来的に拡張が予想されるという28ピンATX電源コネクタ仕様のハイエンドマザーボードに対応できるという。さらに、12V出力用のコネクタも従来の8ピンのみならず、10~16ピンに対応可能な特許取得済み16ピンコネクタで、将来的な規格に対応できるとしている。
ただし付属ケーブルはいずれも現段階の規格に準拠したもので、MBUや10~16ピンの12Vコネクタを使用する場合は別途提供されるケーブルを使用する必要があるとみられる。
2つの電源ユニットを同期させる「OC Link」コネクタを装備し、本製品を2台用いてリンクさせることで、オーバークロック時など、消費電力の大きいCPUとGPUを別の電源系統から供給できる。12V出力は4レーンで、1レーンあたり40A、合計で1,000Wの出力が可能。
そのほかの各系統の出力は、+3.3Vが25A、+5Vが25A、-12Vが0.8A、+5Vsbが3.5A。付属ケーブルは、ATXメイン用24ピン×1、12V補助用8ピン×1、同4+4ピン×1、PCI Express用6+2ピン(コネクタ2基)×3、SATA用(コネクタ3基)×3、ペリフェラル用4ピン(コネクタ3基)×1、ペリフェラル用4ピン+FDD用4ピン(コネクタ3+1基)×1、OC Linkモジュラーケーブル×1。
本体サイズは150×190×86mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.18kg。MTBFは10万時間で、保証は7年間。