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ロジテック、コンセント直付けタイプの無線LAN中継器
~目的別パッケージを用意する親機/子機兼用のUSB無線LANアダプタも
(2013/3/7 15:45)
ロジテック株式会社は、コンセントに直付けして利用できる無線LAN中継器(リピータ)「LAN-RPT01BK」を3月中旬に発売する。価格は6,405円。
無線LANアクセスポイントからの電波を延長するための中継器。ACプラグを内蔵しており、コンセントに直付けして設置できるのが特徴。本体サイズはACプラグ収納時で約32×26×70mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約48g。
同社のテストでは、アクセスポイント(ルータ)との接続で約2Mbpsの速度となった環境で、本製品を介したことで約26Mbpsでの転送が可能だったという。アンテナは送受信各2本。接続距離は30mまで。アクセスポイントからの電波強度を3段階で示すLEDを内蔵する。このほか、設定変更用にEthernet端子も搭載する。
対応無線LAN規格はIEEE 802.11b/g/n。WPS 2.0による接続に対応する。同時接続台数は最大10台。セキュリティ機能はWPA/WPA2-PSK(TKIP/AES)、WEP(64/128bit)に対応するほか、送信出力制限も可能。ただし本製品を介した場合には、アクセスポイント側で設定したMACアドレスフィルタリングが無効になる。
また、親機/子機兼用で利用できる小型の無線LANアダプタ4製品も同時発表。3月下旬に発売する。価格は1,523円。
目的別にパッケージが分かれており、PC向けの「LAN-W150NU2AB」(ブラック)、「LAN-W150NU2AW」(ホワイト)、ホテル向けの「LAN-W150NU2HT」、無線LAN対応ゲーム機向けの「LAN-GMW3DS」、PlayStation Vita向けの「LAN-GMWVIT」がラインナップされる。
ホワイトモデルを除いてハードウェアは同一。PC用とホテル用はパッケージのみの違い。ゲーム向け2モデルはパッケージのほか、前者にはニンテンドー3DS向け、後者にはPS Vita向けの接続マニュアルが付属する。
本体サイズ14.9×18.5×7.1mm(同)、重量約2g。そのまま無線LAN子機(クライアント)としての利用のほか、有線LANに接続したPCに本製品を装着して親機(アクセスポイント)としての利用も可能で、設定のためのソフトウェアが付属する。親機として利用した場合の同時接続台数は3台までを推奨している。
インターフェイスはUSB 2.0。対応無線LAN規格はIEEE 802.11b/g/n。WPS 2.0、WPA/WPA2-PSK(TKIP/AES)、WEP(64/128bit)に対応。内蔵アンテナは送受信各1本。対応OSはWindows XP/Vista/7/8。