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NEC、CPUやOfficeなどを強化した2013年春モデルPC
(2013/2/5 11:00)
NECパーソナルコンピュータ株式会社は、2013年春モデルPCを2月7日より発売する。価格はオープンプライス。
今回の新製品は、一部のCPU強化とMicrosoft Officeを2013に更新したのが主な変更点。Office 2013については、映像で使い方を説明した「動画ナビ Office編」を搭載し、「ソフト&サポート ナビゲーター」にもメニューが追加された。スマートフォンでTV機能を操作できる「Smartリモコン」アプリには、TV番組ごとのTwitterの状況を確認できる「つぶやきメーター」、Twitter録画予約で書式を覚えていなくても詳細設定できるUIを追加した。また、音楽管理アプリ「music.jp PLAY」を搭載した。
OSはWindows 8 64bit。Office 2013は、ほとんどがHome and Business 2013だが、一部はPersonal 2013を搭載する。
液晶が360度回転してタブレット形状にできるハイブリッドノートPC「LaVie Y」、「とことんサポートPC」については、2012年秋冬モデルを継続する。
ノートPC「LaVie」シリーズ
LaVie Z
「LaVie Z」シリーズは、13.3型で世界最軽量の約875gを実現したUltrabook。CPUとOfficeを更新した2モデルを発売。
上位の「LZ750/LS」は、Core i7-3537U(2GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、SSD 256GB、1,600×900ドット対応13.3型液晶、Office Home and Business 2013を搭載。店頭予想価格は165,000円前後の見込み。
下位の「LZ550/LS」は、Core i5-3337U(1.80GHz、ビデオ機能内蔵)、SSD 128GBに変更し、ボトムケースの違いで重量が約890gとなる。店頭予想価格は135,000円前後の見込み。
LaVie X
「LaVie X」シリーズは、15.6型で世界最薄の約12.8mmを実現したUltrabook。CPUとOffice更新のほか、SSD容量128GBの下位モデルが追加され、2モデル展開となる。
上位の「LX850/LS」は、Core i7-3537U、メモリ4GB、SSD 256GB、1,920×1,080ドット(フルHD)対応15.6型IPS液晶、Office Home and Business 2013を搭載。店頭予想価格は175,000円前後の見込み。
下位の「LX750/LS」は、SSDを128GBに変更し、店頭予想価格は160,000円前後の見込み。
LaVie M
「LaVie M」シリーズはオールインワンタイプの13.3型モバイルノートPC。CPUとOfficeを更新した2モデルを発売する。
上位の「LM750/LS」は、Core i7-3537U、メモリ8GB、HDD 1TB、BDXLドライブ、1,600×900ドット対応13.3型IPS液晶、Office Home and Business 2013を搭載。店頭予想価格は150,000円前後の見込み。
下位の「LM550/LS」は、Core i5-3337U、メモリ4GB、HDD 750GB、DVDスーパーマルチドライブに変更し、店頭予想価格は125,000円前後の見込み。
本体色はコスモブラック、フラッシュホワイト、ブレイズレッドの3色。
LaVie L
「LaVie L」シリーズは、ヤマハスピーカーなどを搭載する15.6型フラグシップノートPC。2012年秋冬モデルは上位がワイヤレスTVデジタル付属でフルHD液晶、下位がTV無しでタッチ対応だったが、今回の新製品では、ワイヤレスTVデジタルおよびタッチパネルの無い1モデル「LL750/LS」を発売する。
変更点はOfficeの更新で、秋冬モデルで追加されたThunderboltポートは無くした。ワイヤレスTVデジタルについては、直販モデルのオプションで追加できる。
主な仕様は、Core i7-3630QM(2.40GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、HDD 1TB、BDXLドライブ、1,366×768ドット対応15.6型液晶、Office Home and Business 2013を搭載。店頭予想価格は165,000円前後の見込み。
本体色はクリスタルブラック/レッド/ホワイト/ゴールドの4色。
LaVie S
「LaVie S」シリーズは、スリム筐体のメインストリーム向け15.6型ノートPC。CPUを強化し、下位モデルでメモリをDDR3-1600に高速化、全モデルでOfficeを更新。一方、タッチパネルは省いた。3モデルを発売する。
上位の「LS550/LS」は、Core i5-3230M(2.60GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 750GB、BDXLドライブ、1,366×768ドット対応15.6型液晶、Office Home and Business 2013を搭載。店頭予想価格は140,000円前後の見込み。
中位の「LS350/LS」は、CPUをCore i3-3120M(2.50GHz、ビデオ機能内蔵)に変更し、店頭予想価格は120,000円前後の見込み。
下位の「LS150/LS」は、Celeron 1000M(1.80GHz、ビデオ機能内蔵)、DVDスーパーマルチドライブに変更し、店頭予想価格は100,000円前後の見込み。
本体色はクロスブラック/ホワイト/レッド/ゴールドの4色。
デスクトップPC「VALUESTAR」シリーズ
VALUESTAR W
「VALUESTAR W」シリーズは23型液晶一体型PC。変更点はOfficeの更新で、2012年秋冬モデルで追加していたThunderboltポートを無くした。2モデルを発売する。
上位の「VW970/LS」は、Core i7-3630QM、メモリ8GB、HDD 3TB、BDXLドライブ、フルHD対応23型IPS液晶(偏光方式3D対応)、3波チューナ×3(SmartVision用2基、ぱっと観テレビ用1基)、Office Home and Business 2013を搭載。店頭予想価格は235,000円前後の見込み。本体色はファインブラック。
ほぼ同じ仕様で、立体視を省いた下位モデル「VW770/LS」の店頭予想価格は215,000円前後の見込み。本体色はクランベリーレッド、ファインホワイト、ファインブラックの3色。
VALUESTAR N
「VALUESTAR N」シリーズは21.5型液晶一体型PC。3モデルを発売する。下位モデルのCPUを強化し、Officeを更新。一方、中位モデルのCPUがCore i5からi3になり、上位/中位のHDD容量が減少、上位のぱっと観テレビ機能が無くなり、実売価格が下がった。
上位の「VN770/LS」は、Core i7-3630QM、メモリ8GB、HDD 2TB、BDXLドライブ、フルHD対応21.5型IPS液晶、3波チューナ×2、Office Home and Business 2013を搭載。店頭予想価格は195,000円前後の見込み。
中位の「VN570/LS」は、Core i3-3120M、メモリ4GB、HDD 1TBに変更。店頭予想価格は160,000円前後の見込み。
下位の「VN370/LS」は、Celeron 1000M、メモリ4GB、HDD 1TB、DVDスーパーマルチドライブ、フルHD対応21.5型液晶、3波チューナ×1などを搭載。店頭予想価格は125,000円前後の見込み。
本体色はクランベリーレッド、ファインホワイト、ファインブラックの3色。
VALUESTAR L
「VALUESTAR L」シリーズはスリムデスクトップPCと液晶ディスプレイのセット。上位モデルの光学ドライブをBDXL対応に強化し、Officeを更新。2モデルを発売する。
上位の「VL750/LS」は、Core i7-3770S(3.10GHz)、メモリ8GB、HDD 3TB、GeForce GT 630ビデオカード、BDXLドライブ、Office Home and Business 2013を搭載。フルHD対応23型IPS液晶が付属し、店頭予想価格は210,000円前後の見込み。
下位の「VL150/LS」は、Core i3-3220(3.30GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 1TB、DVDスーパーマルチドライブ、Office Personal 2013を搭載。1,440×900ドット対応19型液晶が付属し、店頭予想価格は105,000円前後の見込み。