レノボ、Xeon E3-1200搭載のエントリー向けワークステーション

ThinkStation E31

発売中



 レノボ・ジャパン株式会社は、エントリー向けのワークステーション「ThinkStation E31」、「同SFF」を発表した。

 E31はタワー型、SFFは容積11Lのスリム型筐体を採用したワークステーション。一部モデルではIvy BridgeベースのXeon E3-1200 v2シリーズを採用。独自の冷却技術により、高負荷時の安定性を高めるとともに、アイドル時で24dBの静音性を実現した。

●ThinkStation E31

 タワー型のThinkStation E31は構成の違いで5モデルが用意される。全モデルチップセットはIntel C216、OSはWindows 7 Professional(64bit/SP1)を搭載する。

 最下位の「255558J」は、CPUにCore i3-2120(3.3GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ2GB、250GB HDD、DVD-ROMドライブなどを搭載し、価格は85,050円。

 下位の「255556J」は、CPUにXeon E3-1225 v2(3.2GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、500GB HDD、DVDスーパーマルチドライブなどを搭載し、価格は106,050円。

 中位の「255555J」は、CPUにXeon E3-1240 v2(3.4GHz)、メモリ4GB、Quadro 600ビデオカード(1GB)、500GB HDD、DVDスーパーマルチドライブなどを搭載し、価格は147,000円。

 上位の「255554J」は、CPUにXeon E3-1280 v2(3.6GHz)、メモリ8GB、Quadro 2000ビデオカード(1GB)、500GB HDD、DVDスーパーマルチドライブなどを搭載し、価格は257,250円。

 最上位の「255553J」は、CPUにXeon E3-1280 v2、メモリ8GB、Quadro 2000ビデオカード、256GB SSD、DVDスーパーマルチドライブなどを搭載し、価格は303,450円。

 拡張スロットは共通で、PCI Express x16×1、同x1×1、PCI×2。インターフェイスは、25in1マルチカードリーダ、Gigabit Ethernet、USB 3.0×4、USB 2.0×4、ミニD-Sub15ピン、DisplayPort、音声入出力などを備える。

 本体サイズは175×431×425mm(幅×奥行き×高さ)、重量は最大で約12.5kg。

●ThinkStation E31 SFF
ThinkStation E31 SFF(ディスプレイ別売)

 ThinkStation E31 SFFは構成の違いで3モデルが用意される。全モデルチップセットはIntel C216、OSはWindows 7 Professional(64bit/SP1)を搭載する。

 下位の「3695D8J」は、CPUにXeon E3-1225 v2、メモリ4GB、500GB HDD、DVDスーパーマルチドライブなどを搭載し、価格は106,050円。

 中位の「3695D9J」は、CPUにXeon E3-1240 v2、メモリ4GB、Quadro 600ビデオカード、500GB HDD、DVDスーパーマルチドライブなどを搭載し、価格は147,000円。

 上位の「3695E1J」は、CPUにXeon E3-1240 v2、メモリ4GB、Quadro 600ビデオカード、128GB SSD、DVDスーパーマルチドライブなどを搭載し、価格は166,950円。

 拡張スロットは共通で、PCI Express x16×1、同x1×1、PCI×2(いずれもLowProfile)。インターフェイスは、25in1マルチカードリーダ、Gigabit Ethernet、USB 3.0×4、USB 2.0×4、ミニD-Sub15ピン、DisplayPort、音声入出力などを備える。

 本体サイズは99.7×381×339mm(同)、重量は最大で約7.5kg。


(2012年 5月 29日)

[Reported by 劉 尭]