Kingston Technologyは、安価なNANDフラッシュメモリを採用し、性能を維持しながら低価格化した2.5インチSSD「HyperX 3K」シリーズを4月中旬より発売する。価格はオープンプライス。
アップグレードバンドルキット |
500MB/sec超のアクセス性能を持つ「HyperX」シリーズでは、プログラム/消去(P/E)サイクル5,000回のNANDフラッシュを採用しているが、HyperX 3Kシリーズでは同3,000回のNANDフラッシュを採用し、低価格化を図った。P/Eサイクルは低下しているが、製品としての平均故障間隔は100万時間を実現している。
ラインナップは、90/120/240/480GBの4モデルで、店頭予想価格は順に、12,350円、14,980円、30,270円、64,400円前後の見込み。また、プラス1,000円程度で、3.5インチマウンタや、SATAケーブル、USBケーブルなどが付属するアップグレードバンドルキットも用意される。
インターフェイスはSATA 6Gbps。コントローラはSandForce SF-2281で、連続読み込み性能は90/120/240GBが555MB/sec、480GBが540MB/sec、連続書き込み性能は90/120/240GBが510MB/sec、480GBが450MB/sec。持続4KBランダム読み込み/書き込みは、90GBが20,000/50,000IOPS、120GBが20,000/60,000IOPS、240GBが40,000/57,000IOPS、480GBが60,000/45,000IOPS。
(2012年 4月 11日)
[Reported by 若杉 紀彦]