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VAIO、新社長にソニー時代からの糸岡氏

 VAIOは、12月1日付けで代表取締役及び執行役員社長交代を発表した。これまで率いてきた山野正樹氏が退任し、1992年にソニーに入社した糸岡健氏が新たに就任する。

 糸岡氏は1992年にソニーに入社。1996年VAIO事業部門立ち上げ期からのメンバーで、SCM・経営企画担当を経て、2000年から4年間、欧州VAIOビジネス立ち上げのためにベルギーに赴任。帰任後はサービスマネジメント、経営企画マネジメント、設計プロジェクトマネージャーを歴任。

 2014年VAIO独立に参画し、執行役員CFO兼コーポレート部門長、EMS事業本部長を担当。2019年9月より取締役執行役員常務オペレーション本部長としてVAIOを牽引し、2024年6月の取締役執行役員常務社長室長・品質保証担当を経て代表取締役に就任する。

 糸岡氏は、VAIO創業期からの経験を持つ社長として、現在の山野氏から持続的成長基盤を引き継ぎ、VAIOの原点である「ものづくり」を礎に創造力と技術力で挑戦を続け、さらなる事業拡大と成長を加速させ、日本の製造業を再び輝かせていくとしている。