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iOS/watchOSがアップデート。米国向けに血中酸素濃度測定を再設計

 Appleは、iPhone向けの「iOS 18.6.1」およびApple Watch向けの「watchOS 11.6.1」を公開した。どちらも、再設計された血中酸素濃度の測定機能を米国のApple Watchユーザー向けに導入するものとなる。

 Apple Watchの血中酸素濃度測定機能については、米国の医療機器メーカーMashimoが2023年12月、特許を侵害されたとしてAppleを提訴。これを受けてAppleでは、米国内で一部のApple Watchの販売を取りやめたり、同機能の提供を停止したりしていた。

 今回公開したiOS 18.6.1およびwatchOS 11.6.1では、米国のApple Watch Series 9、Series 10、Ultra 2ユーザー向けに再設計された血中酸素濃度測定機能を提供する。なお、同機能の利用にはiPhone、Apple Watchの両方をアップデートする必要があるほか、米国以外で購入したApple Watchはこの変更の影響を受けない。