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Twilogついに復活、でも去年の10月以降分は自力復旧

 トゥギャッターはTwilogを復旧したと発表した。また、回復できなかった2024年10月以降のログについてはユーザー側での再インポートが必要だとし、本来課金が必要なアーカイブインポート機能などを8月31日まで無料開放している。

 TwilogはXのツイート(ポスト)を取得し保存するサービスだ。7月30日に発生した障害の対応中にデータベースを消失し、8月1日のページ閲覧機能復旧後も新たなログ取得などの機能を停止していた。

 今回トゥギャッターは2024年10月に保存されたバックアップをベースにTwilogを復旧した。既にツイート取得機能なども復活している。しかし、2024年10月以降に取得されていたログはすべて消失しているため、ユーザー自身でTwilogに再インポートが必要だという。

 復旧方法は2通りあり、復旧対象ツイート数が3,200以下(1日10ツイート程度)の場合は、「範囲指定によるツイート追加」によって簡単に復旧可能。これはツイートのURLを2つ指定し、その間のツイートを全て取得する機能である。なお、編集部の環境で試用したところ、起点として指定したツイート自体は取得されなかったため注意が必要だ。

 復旧対象ツイート数が3,200を超える場合には、「復旧用アーカイブインポート」作業が必要になる。Xの機能で自身のアーカイブを取得し、Twilogへインポートすることで復旧を行なえる。通常の「アーカイブのインポート」とは異なり、インポートされるツイートは2024年10月以降分のみ。

 200件を超えるツイート取得やアーカイブインポートは本来有料機能だが、8月31日までは復旧用の調整期間として無料開放している。Xからのアーカイブ取得は最大で24時間程度かかるため、余裕をもって実行する必要がある。また、課金プラン契約者は1回分の支払いがスキップされるという。

 いいねやブックマークについては、後日トゥギャッター側でAPI経由で復旧処理を開始予定だとしている。

期間限定で無料開放されている復旧手段