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米大使館「ビザ申請にはSNS内容の公開を」。反発の声も

 米国大使館は公式Xにて23日、学生ビザなどの申請者に対し、SNS上での活動内容を公開するよう求めた。SNSなどでは反発の声も挙がっている。

 学生ビザであるFビザ、Mビザ、および交流訪問者ビザであるJ非移民ビザを申請するすべての人を対象とするもの。身元確認や入国適格性の審査を円滑に行なうため、SNSアカウントのプライバシー設定を「公開」に設定するよう求めている。

 学生ビザの申請におけるSNSの取り扱いについては、米国国務省が18日にすでにアナウンスしており、利用可能なすべての情報を活用し、特に安全保障に脅威をおよぼす可能性がある者など、入国不適格な申請者を特定するためだと説明していた。新たな指針に基づき、オンライン上での動向を含めた包括的かつ徹底的な審査を実施するとしている。