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AIが画面を見ながら作業をお手伝い。Copilot Visionが正式提供開始
2025年6月13日 15:12
Microsoftは12日、AIがユーザーと一緒に画面を見ながら作業をアシストしてくれる「Copilot Vision on Windows with Highlights」を提供開始した。プレビュー版でのテストなどがこれまで行なわれていたが、今回正式リリースとなったかたち。まずは米国のWindows 10/11ユーザーに展開し、近日中に欧州以外の地域でも利用可能となる見込み。
機能を有効にすると、ユーザーが画面上で見ているものをCopilot Visionがリアルタイムで認識し、その内容について対話できる。Webブラウジングや業務作業などさまざまな状況で活用でき、質問に答えたり、コンテンツを分析したりしながらユーザーをアシストする。複数のアプリを認識して横断的なサポートを提供することも可能で、現時点では最大2つのアプリに同時に対応できる。Microsoftでは「ユーザーの第2の目」として機能すると説明している。
また、視覚的にユーザーをアシストするHighlights機能も用意。特定のタスクのやり方をCopilotに尋ねると、クリックする位置や操作手順を画面上で直接教えてくれる。ゲームプレイ中のヒント提示や写真編集時の操作ガイド、旅行用荷物リストのチェックなどが行なえるという。
Copilot Visionは、Copilotアプリのプロンプト入力欄にあるメガネのアイコンをクリックし、画面を共有したいアプリを選択すると起動できる。