7月29日のWindows 10公開に伴い公式ファンイベントが実施

　米Microsoftは13日(現地時間)、7月29日のWindows 10提供開始に伴いさまざまな活動を行なうと発表した。

　Windows 10は初めて無償アップグレードとして提供されるOSで、常に最新の状態を維持し、馴染みのある体験を実現する。またCortana、Microsoft Edge、Xboxとの統合など、さまざまな革新技術を提供する。

　活動の1つ目は、世界13の都市で開催されるユーザーイベント。Windows 10はWindows Insiderプログラムを通じてフィードバックを得て開発に反映しているが、Insiderプログラムに参加した約500万人は、最初にWindows 10の製品版を受け取れるほか、東京を含むシドニー、シンガポール、北京、ニューデリー、ドバイ、ナイロビ、ベルリン、ヨハネスブルグ、マドリード、ロンドン、サンパウロ、ニューヨークの世界13都市で開催されるWindows 10のファンイベントに招待される。ファンイベントではWindows 10のハンズオンや体験デモ、Windows開発チームとの懇談の機会が提供される。

　また、110カ所以上のMicrosoft Storeでは提供開始を祝し、賞品やグッズの配布などを行なう。一方、ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラといったリテールパートナーは、アップグレードの支援プログラムや、旧PCから新PCにファイルを移動するデータ移行サービス「Tech Bench」などを提供するという。

　グローバルの広告キャンペーンでは、最も若い世代に敬意を表し、新時代への参画を促す。Windows HelloやMicrosoft Edgeなどを紹介するTV広告やデジタル広告を、米国では7月20日より、グローバルでは7月29日より展開する。

　このほか、グローバルで10の非営利団体、各国で100の非営利団体と協力し、これらの団体が世界をアップグレードして行くのを支援し、ミッションのサポートと認知度向上のために計1,000万ドルを投資する。