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ASUS、2万円台前半からのUSB 3.1搭載マザー3種

~X99とZ97マザーにオンボード実装

「Z97-A_USB31」とパッケージ

 ASUSは、USB 3.1ポートを搭載したATXマザーボード3製品を発売した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、X99マザーボードの「X99-PRO/USB 3.1」が50,000円前後、Z97マザーボードは2製品で「Z97-DELUXE/USB 3.1」が44,000円前後、「Z97-A/USB 3.1」が24,000円前後となる。

 それぞれType-AのUSB 3.1ポートを背面パネルインターフェイスに2基装備。ASUS独自の高速化ソフト「USB 3.1 Boost」を利用することで、UASP非対応デバイス使用時にデータ転送速度が10%向上すると言う。

X99-PRO/USB 3.1

 X99-PRO/USB 3.1は、ソケットにLGA2011-v3を採用。対応CPUはCore i7(Haswell-E)。メモリはDDR4対応で8スロットを装備(最大64GB搭載可能)、オーバークロックでDDR4-3300をサポートする。拡張スロットはPCI Express 3.0 x16×3、PCI Express 2.0 x16×1、PCI Express 2.0 x1×2。

 ストレージインターフェイスは、SATA 6Gbps×10、SATA Express×1、M.2(Type 22110)×2。背面パネルインターフェイスは、USB 3.1×2、USB 3.0×4、USB 2.0×4、Gigabit Ethernet×1、IEEE 802.11ac/a/b/g/n、Bluetooth 4.0、音声入出力などを備える。

正面
背面パネルインターフェイス

Z97-DELUXE/USB 3.1

 Z97-DELUXE/USB 3.1のソケットはLGA1150で、CPUはCore i7/i5/i3、Pentium、Celeronに対応。DDR3対応で4スロット装備(最大32GB搭載可能)、オーバークロックでDDR3-3300をサポートする。拡張スロットはPCI Express 3.0 x16×2、PCI Express 2.0 x16×1、PCI Express 2.0 x1×4。

 ストレージインターフェイスは、SATA 6Gbps×10、SATA Express×2、M.2(Type 2280)×1。背面パネルインターフェイスは、USB 3.1×2、USB 3.0×4、USB 2.0×4、DisplayPort×1、Mini DisplayPort×1、HDMI出力×1、Gigabit Ethernet×2、IEEE 802.11ac/a/b/g/n、Bluetooth 4.0、音声入出力などを備える。

正面
背面パネルインターフェイス

Z97-A/USB 3.1

 Z97-A/USB 3.1は、Z97-DELUXE/USB 3.1と同ソケットで同CPUをサポート、メモリはオーバークロック時の対応速度が異なり、DDR3-3200までとなる。拡張スロットはPCI Express 3.0 x16×2、PCI Express 2.0 x16×1、PCI Express 2.0 x1×2、PCI×2。

 ストレージインターフェイスは、SATA 6Gbps×6、SATA Express×1、M.2(Type 2280)×1。背面パネルインターフェイスは、USB 3.1×2、USB 3.0×4、PS/2×1、DisplayPort×1、HDMI出力×1、DVI-D×1、ミニD-Sub15ピン×1、Gigabit Ethernet×1、音声入出力などを備える。

正面
背面パネルインターフェイス

(中村 真司)