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ChatGPT、タスクを定期的に実行できる「Tasks」機能をベータ公開

 OpenAIは15日(現地時間)、対話型AI「ChatGPT」において、指定した時間に自動的にタスクを実行できる新機能「Tasks」のベータ版を公開した。本機能はChatGPTの有料プラン(Plus、Pro、Team)のユーザーを対象に、ChatGPT Web、iOS、Android、macOS環境向けに提供される。

 新機能のTasksは、ユーザーが希望する内容と実行時刻を指定することで、ChatGPTが自動的にタスクを実行する仕組み。OpenAIの発表によると、この機能は「将来の特定の時点でChatGPTにタスクを実行させる新しい方法」として位置付けられている。

 具体的な用途としては、毎朝決まった時刻に世界のニュースをブリーフィング形式で受け取ったり、その日のパーソナライズされた15分のワークアウトメニューを提案したりといったことが可能となる。また、将来の予定をリマインドする機能としても活用できる。

 設定方法については、通常のチャット画面内での指定に加え、プロフィールメニュー下に新設された専用のタスクページからも行なえるようになっている。1回限りのリマインダーから定期的なアクションまで、幅広い用途に対応可能となっている。

 なお、本機能は現在ベータ版として提供されており、将来的にはすべてのChatGPTアカウントを持つユーザーへの展開も予定されているが、具体的な時期については明らかにされていない。