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Arrow Lake対応のIntel公式オーバークロックツール「XTU」は別バージョンに

 Intelは、14日付けでArrow Lake(Core Ultra 200S)シリーズに対応した公式オーバークロックツール「Intel Extreme Tuning Utility(Intel XTU) 10.0.0.76」を公開した。

 このバージョンはCore Ultra 200Sシリーズをサポートするバージョンとなっており、第14世代Core以前に対応したバージョンとは別になった。第14世代Core以前に対応したバージョンの最新版は「7.14.2.14」となっている。

 Intel XTU 10.0.0.76は従来のXTUドライバに代わって、Intel Innovation Platform Framework(Intel IPF)を使うようになった。機能面ではSA Fabric、Dual Reference Clock、Core Parking、per-point Real Time Memory Timingsの制御が可能となったほか、Granular per-core ratios、Maximum Voltageの対応や挙動変更が行なわれている。

 なお、Intel XTUの利用にはZ890のチップセットが必要。対応OSはWindows 10 22H2、Windows 11 21H2/22H2/23H2/24H2(いずれも64bitのみ)。