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【TGS2024】いよいよ自作でもThunderbolt 4やUSB4が普及フェーズに?MSIがIntel/AMDの未発表マザボを展示
2024年9月27日 10:11
9月26日~29日に幕張メッセで開催されている「東京ゲームショウ2024」。MSIブースは9ホールの「ゲーミングハードウェアコーナー」の一角に展開している。同社が展開しているPCパーツや、ポータブルゲーミングPC「Claw A1M」などが展示されている。
注目点としては、未発売の新型マザーボードが出展されているところ。Intel系とAMD系でそれぞれ2種類。Intel系はArrow Lake対応マザーボードとなっており、ソケット形状はまだ見せられないらしく、カバーがかけられている。製品名も伏せられているが、ホワイトの「Edge」シリーズと、ブラックの「Carbon」の2種類。2基のThunderbolt 4や、5Gbpsの有線LANを標準搭載しているのが特徴だ。
AMD系の製品は、Socket AM5の「MAG X870 TOMAHAWK WIFI」と、「PRO X870-P WIFI」の2種類。こちらも5Gbpsの有線LANを搭載しているのに加え、USB4を搭載しているのがポイント。USB4コントローラは発熱が大きいため、ヒートシンクを追加して安定動作させている。
共通の特徴として、PCI Express x16スロットを1ボタンで外せる機構(「PRO X870-P WIFI」のみ非搭載)や、M.2 SSDをネジを使わずロックできる機構、ビデオカードを複数枚挿した際の電力供給を安定させるための8ピンコネクタなどを新たに搭載している。
ゲーミングデバイスでは、有線/無線両対応のゲーミングマウス「VERSA 300 ELITE WIRELESS」を出展。同型筐体でセンサー等のスペックを落とした「VERSA 300 WIRELESS」も用意されている。
また有線/無線両対応のゲームパッド「FORCE 300 WIRELESS」も出展。2個の背面ボタンを搭載しつつ、比較的安価な価格設定になるとしている。
このほか、MSIのパーツをベースにした「POWERED BY MSI」のPCとして、ストームとFRONTIERのPCも展示されている。ストームのPCは昨年も出展されていたピラーレスケースと背面コネクタ採用マザーボードを搭載したのもので、今回は液晶搭載CPU水冷ユニットや、液晶搭載ケースファン等が追加され、さらに見栄えにこだわっている。