ニュース

有料版Xで使えるAIチャット「Grok-2」ベータ版登場。GPT-4 Turboを上回る性能

UIも刷新された

 xAIは13日(米国時間)、対話型AI「Grok」の最新版となる「Grok-2」、「Grok-2 mini」のベータ版をリリースした。

 Grok-2とその軽量版であるGrok-2 miniは、X(旧Twitter)の有料プランである「プレミアム」と「プレミアムプラス」向けに提供を開始しており、旧バージョンの「Grok-1.5」と比較し大幅にパフォーマンスを改善したという。

 Grok-2の初期バージョンは、LLMの研究機関である「LMSYS」の公開する評価プロジェクト「Chatbot Arena」で「sus-column-r」という名前で公開されており、ベンチマーク上では2024年5~6月時点の「Claude 3.5 Sonnet」や「GPT-4-Turbo」を上回る性能を発揮したという。

「Chatbot Arena」でのELOスコア

 また、2024年8月後半には、エンタープライズAPIプラットフォームを通じて開発者向けにも提供予定という。