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ロジクールのキーボード/マウスに、ChatGPTにポップアップですぐアクセスできる機能

Logi AI Prompt Builderの割り当て

 Logitechは17日、同社の一般向けキーボード/マウス用ユーティリティ「Logi Options+」にChatGPTのプロンプト作成を高速化できるミニツール「Logi AI Prompt Builder」を追加した。本日より利用可能。

 Logi AI Prompt Builderは、いわば指定したボタンを押すと、ポップアップウィンドウでプロンプトを組み立てて、そのままChatGPTにプロンプトを投げて使えるようになる、というシンプルなもの。

 特徴としては、「言い換え」や「要約」、「返信」、「メール作成」を指示するプロンプトを自動的に追加しつつ、後ろにその「長さ」や「口調」に関するプルダウンメニューで選ぶとそのプロンプトも挿入され、その状態でChatGPTに指示を出すことができる。

 なお、Logi Options+自体はコンシューマ/一般向けマウスで使えるユーティリティであり、ゲーミング向けのGシリーズでは利用できないので注意したい。具体的には「MX」シリーズや「M」から始まるマウス、「K」から始まるキーボードなどとなっている。

 また、4月17日時点で編集部の環境で実行してみたところ、今のところUIがほぼ英語であり、標準のプロンプトも英語だった。自分でレシピを追加して日本語のプロンプトで指示出すことはできるが、出力方法などのプロンプトは英文のままだ。日本語への早期対応が望まれる。

プロンプトの作成が可能。今のところUIの日本語化は不完全だ
実行結果もポップアップウィンドウの中。ちなみにアカウントへのログインも可能で、ChatGPT 4を選ぶこともできる