AMD、GPU非内蔵でZen 3+コア採用のRyzen 7000シリーズ

　AMDのサイトにおいて、Zen 3+のCPUコアを搭載し、GPU非内蔵となっているモバイルCPU 3モデルが新たに登録された。それが「Ryzen 7 7435H」、「Ryzen 5 7235HS」、および「Ryzen 5 7235H」だ。

　いずれもCPUアーキテクチャ的には1世代古いZen 3+で、TSMCの6nm FinFETで製造されるもの。コードネームはRembrandt R。ただしGPUは内蔵されておらず、別途ディスクリートGPUが必須となっている。

　FP7r2パッケージを採用しているほか、cTDPは35～53W、デフォルトTDPは45Wと比較的高性能志向であることから、主にゲーミングノートや小型デスクトップ向けだと推測される。

　Ryzen 7 7435Hは8コア16スレッドで、動作クロックは3.1～4.5GHz、L1キャッシュ合計512KB、L2キャッシュ合計4MB、L3キャッシュ合計16MB。

　Ryzen 5 7235HSとRyzen 5 7235Hは仕様はほぼ共通。4コア8スレッドで、動作クロックは3.2～4.2GHz、L1キャッシュ合計384KB、L2キャッシュ合計2MB、L3キャッシュ合計8MB。

　対応メモリは共通で最高DDR5-4800。PCI Express 4.0が16レーン利用可能となっている。