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DirectX 12、GPU処理をより効率化する「Work Graph」機能追加

GPUワークロードを実行する際の比較(左が従来、右がWork Graph。出典:NVIDIA)

 Microsoftは11日、DirectX 12の新機能として「Work Graph」APIを公開した。2023年6月にパブリックプビューとして提供を開始していた機能だが、同日公開されたAgility SDK 1.613.0を導入することで利用できるようになる。

 GPUワークロードの多くは、GPU上の最初の計算によって、その後GPUが実行する必要がある作業が決まっていく。だが、それらを新たな作業として発行する作業はCPUが行なうため、GPU→CPU→GPUといったようなラウンドトリップがこれまで発生していた。

 そこでWork Graphでは、作業を行なっているノードが、ほかのノードに対して作業の実行を要求できるようにする。CPUとGPU間を行き来することなく、GPUが自ら作業をスケジューリングできるようになることで、より効率的に処理がなえるようになるという。

 なお、AMDとNVIDIAでは、同日すでにこれに対応するドライバをリリースしている。