ニュース

E Inkと物理キーボード搭載のAndroidスマホ「Minimal Phone」

Minimal Phone

 The Minimal Companyは、E Inkディスプレイと物理キーボードを備えた「Minimal Phone」を発表した。公式サイトで順番待ちリストへの登録を受け付けている。

 発売時期やスペックなどの詳細は不明だが、5段QWERTYキーボードとAndroidベースのカスタムOSの「MnmlOS」を搭載している。発表済みの製品画像では画面に天気とTo Doリストのウィジェットを表示しているほか、「Phone」、「Messages」、「Notes」、「Calendar」、「Uber」などのアプリがアイコンなしのテキストで並んでいる。また画面上部にはスピーカーやインカメラも確認できる。

 このほか公式サイトで明らかにしている情報としては、バッテリ容量は4,000mAhで急速充電に対応。4日間持続するとしている。フル充電までの時間は1時間。

 The Minimal CompanyのCEO、Andre Youkhna氏が投稿したRedditスレッドによると、Minimal Phoneは静電容量式タッチ機能のほかバックライトを搭載しており、RCSチャットや音楽のローカル/ストリーミング再生に対応。5G通信への対応は模索中。OSのサポート期間は「最低でも5年間はサポートするつもり」とのこと。利用可能な地域は製造元と調整中だという。

 「2月の第1週」よりクラウドファンディングを実施する予定であり、現在のところそのほかの資金提供を受ける予定はないとしている。当初目標生産台数は3,000台。実売価格は400ドル前後だが、早期アクセスにより割引がある。