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ゲーミングPC購入者の4割がBTO、デバイスの所有率も増加。Gfk Japan調べ

ゲーミングPCの入手方法(%)

 Gfk Japanは、ゲーミングPCを所有するユーザーを対象としたインターネット調査の一部結果を発表した。調査期間は11月22日から11月27日、対象はゲーミングPCを購入またはパーツから組み上げたユーザー、かつ、1年以内にPCでゲームをプレイしたユーザー(1,860名)およびゲーム用途以外を主目的とするユーザー(245名)。

 これによると、1年以内にゲーミングPCでゲームを遊んだユーザーに対し、PCの入手方法を聞いたところ、27%が既製品の購入、40%がカスタムして購入(BTO PC)、25%がパーツからの組み上げ(自作PC)と回答。また、予算超えで購入したユーザーの割合は、既製品と比べると、BTO PCや自作PCはやや多かった。同社では、希望するスペックを求めてカスタマイズを行なうためだと分析している。購入価格は中でもBTO PCが高く、20万円以上のユーザーが半数を占めたという。

購入価格と予算の比較(%)
周辺機器の所有状況(%)

 周辺機器については、ゲーミングマウスが最も所有率が高く、過半数のユーザーが持っており、次いで、ゲーミングモニター、キーボードも半数近くのユーザーが所有していた。ゲーミングPCを2019年以前に購入したユーザーと、2023年に購入したユーザーで比べると、いずれの周辺機器についても後者の方が10ポイント以上所有率が高く、PC本体だけでなく環境全体を整える傾向があるとしている。

 PCやパーツに関する情報源については、2019年以前と比べると、PC情報サイトやブランド公式ホームページが変わらず多かった一方、YouTubeのテックチャンネルやゲームチャンネルが10ポイント以上、SNSでの口コミも8ポイント増加。プロゲーマーの紹介・利用・協賛などと回答した人も5%から16%へと大幅に上昇した。そのほか、この1年でゲーム大会を観戦したと答えた人が2割を超えるなど、動画配信サービスやSNS、eスポーツ大会なども重要な情報源になっていると分析している。

ゲーミングPCやパーツに関する情報源(2023年購入者の回答上位10項目、%)