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Microsoft Cloud、来年4月より20%値上げ

 Microsoftは12月5日(米国時間)、クラウドサービス「Microsoft Cloud」の日本向けの価格を2024年4月1日より20%値上げすると発表した。

 同社は全世界のMicrosoft Cloudの価格を、為替の変動に合わせて米ドルレベルに合わせる調整を2022年10月より行なっている。これにより、地域や通貨が異なる顧客に対して、現地通貨の米ドル為替を反映し、一貫した価格設定が保証される。

 12月5日に発表された価格調整において、ブラジルを除く他国でも+6%~12%程度(オンプレミスは0~+12%の調整が入っているのだが、日本はもっとも高い+20%に設定された。なお、これはCloudとオンプレミスの両方が対象となっている。

 Microsoftは今後も全世界の顧客にとって透明性と予測可能性を向上させ、業界でもっとも一般的な価格モデルに移行できるよう、米ドルに対する為替変動を考慮し、年2回の定期的な頻度で調整し続ける予定だとしている。