富士通、防水防塵の10.1型Windowsタブレット

WQ2/H3

　富士通クライアントコンピューティング株式会社(FCCL)は、Windows搭載10.1型タブレット「STYLISTIC QH」シリーズの2023年冬モデル「WQ2/H3」を直販サイトで14日に受注開始し、11月中旬に発売する。

　WQ2/H3は、CPUにCeleron N5100、メモリは8GB、ストレージに256GBフラッシュメモリを備えたWindows 11 Pro搭載の10.1型タブレット。防水防塵仕様で、アウトドアやキッチンなどの環境での利用にも好適とする。

　そのほかの仕様は記事執筆時点では不明。

アプリケーションも強化へ

　同社は、新アプリケーションとして、PC操作をスマートフォンからリモートコントロールできる「FMVコントローラー」を提供するほか、AIアシスタント「ふくまろ」の機能強化としてChatGPTに対応する。

　FMVコントローラーは、PC上での文字入力や動画サイトの操作、PowerPointプレゼン時のリモコン操作などをスマートフォンで行なうことができるアプリケーション。PC側のアプリの種類を問わずに汎用的に利用できるのが特徴。同一ネットワーク内にあれば、QRコードをスマートフォンで読み取ることで利用できる。

　PC側のソフトは新モデルにプリインストールされるが、一部旧モデルでも11月中旬以降提供のアップデータを適用することで利用可能になる。スマートフォン側はiOS 15.7以降、Android 7.0以降に対応し、こちらも11月中旬の提供を予定している。

　ふくまろはChatGPTに対応することで、人と会話しているかのような自然な対話形式での会話が可能になるという。同社は11月中旬よりアップデートを実施し、機能強化を行なうとしている。