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Ventana、従来比40%性能向上のRISC-Vプロセッサ「Veyron V2」

Veyron V2

 Ventana Micro Systemsは7日(米国時間)、RISC-Vベースのデーターセンター向けプロセッサ「Veyron V2」を発表した。

 同社が開発するRISC-VプロセッサVeyronシリーズの第2世代製品。4nmプロセスで製造され、動作クロックは3.6GHz、クラスタあたり32コアでマルチクラスタにより最大192コアを実現する。マイクロアーキテクチャの大幅な強化や高性能プロセッサファブリックアーキテクチャ、キャッシュ階層の改善、高性能ベクトルプロセッサの追加などにより、従来から性能が最大40%向上した。

 加えて、チップレット接続の標準規格であるUCIeを採用。製品の市場投入までの時間を最大2年間短縮できるほか、開発コストを最大75%削減できるとしている。また、コンピュート、IO、メモリの適切なサイジングが可能となり、ワークロードへの最適化も図れるという。