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国内初「UPnP IPv6」対応でゲームの遅延低減。NECルーターに新ファーム

Aterm WX5400HP

 NECプラットフォームズ株式会社は7日、同社製Wi-Fiルーター「Aterm WX5400HP」のファームウェアバージョンアップデートにより、国内の家庭向けWi-Fiルーターメーカーとして初めて「UPnP IPv6」(ピンホール制御)をサポートした。

 この機能は「使って快適ネット(UPnP IPv6連携)」と呼ばれ、QoS(優先制御)機能と連動して動作し、特にオンラインゲームのIPv6通信において遅延の少ない安定した環境を実現できるという。

 オンラインゲーム対戦する際にはネットワーク上でファイアウォールを通過する必要があるが、UPnPを使えばユーザーが意識することなくセキュアな状態を自動で制御できる。

 これまでIPv4の環境におけるUPnPで実現がなされてきたが、IPv6の普及が加速する一方でUPnP機能のIPv6対応はルーターとゲーム業界がともに進んでおらず、IPv6を使ったオンラインゲームでUPnPが使えないことが課題となった。

 この問題に対処すべく、NECプラットフォームズはコナミデジタルエンタテインメントと共同でUPnP IPv6機能の共同検証を行ない、今回の成果がAterm WX5400HPへの実装だという。

 共同検証の内容についてはCEDECで業界関係者に情報共有を行なっている。また、NECプラットフォームズのエンジニアは、JAIPAのワーキンググループ活動コアメンバーとしてUPnP IPv6の普及活動を主導するとしている。