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ChatGPT、GPT-4で送信できるメッセージ数を2倍に。条件を常時指定する機能も

 OpenAIは19日(米国時間)、ChatGPT Plusサブスクリプションユーザー向けのメッセージ制限を引き上げ、GPT-4で送信できるメッセージ数が2倍となる。来週にかけて新規メッセージ制限は3時間ごとに50件に緩和される。

 また、20日に「Custom instructions」と呼ばれる機能を、ChatGPT Plusのベータユーザー向けに展開する。この機能を有効にすると、自分が従事している仕事、嗜好、どういった傾向で反応をもらいたいかといった予め条件を指定しておくことができ、回答がその条件に沿うようになるため、チャットをする際に再指定したりする必要がなくなる。

 たとえばプロの開発者はプログラムのコードに関する解説は不要なため、Custom instructionsで説明不要と記入しておけば、プロンプトで「説明不要」と毎回入力することなくコードのみが吐き出される。また、家族の人数を設定しておけば、レシピを提示してもらう際の分量が指定した人数分になる、といった具合だ。