AudioComm、4つのピックアップモードを搭載したUSBコンデンサマイク

　株式会社オーム電機は、オーディオ用品ブランドAudioCommより、4つのピックアップモードを搭載したUSBコンデンサマイク「WB-UM200N」を発売した。価格はオープンプライスで、実売予想価格は1万978円前後の見込み。

　バンド演奏録音に適した「ステレオ」、多人数ミーティング向けの「全指向性」、ゲーム実況やボーカル録音向けの「カーディオイド」、対面録音に適した「双指向性」の4つのピックアップモードを備え、用途に合わせて切り替えできるのが特徴。

　3基の14mmダイヤフラムを精緻に立体配置し、ピックアップモードに合わせて入力を最適化することで、クリアかつナチュラルな音質を実現したという。また、遅延のないリアルタイムモニタリングが可能なヘッドフォン用アンプ回路を備え、入力レベルとは別に音量調節が可能となっている。

4つのピックアップモード

　底面にネジ穴を備え、市販の三脚やアームスタンドに取り付け可能。1/4インチオス→3/8インチメスへのネジ穴変換アダプタも付属する。

　インターフェイスはUSB Type-Cで、USBの5V給電で動作。周波数特性は20Hz～20kHz、入力感度は-40dB±3dB(1kHz)、S/N比は75dB以上、最大音圧レベルは120dB(1kHz時≦1%T.H.D)、ビットレートは16bitまたは24bit、サンプリングレートは48kHz、全高調波歪は<0.1%。ヘッドフォン出力のS/N比は100dB。

　本体サイズは58.5×127.4mm、重量は約376g。対応OSはWindows 7以降。

マイクスタンドに取り付け可能