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DLSS対応ゲームにDLAAを強制して高画質化できる「DLSSTweaks」

 ゲーム系MODを中心に開発/発表している個人開発者emoose氏は14日、DLSS対応タイトルにDLAAを強制できる「DLSSTweaks 0.123.8」を公開した。

 DLSSTweaksはDLSS対応ゲームのプリセットを調整できるWrapper DLL。DLLファイル(dxgi.dll)をDLSS対応ゲームの実行ファイルと同じフォルダに置き、同梱のINIファイル(dlsstweaks.ini)を編集することで、DLSSのプリセットを調整できる。

 NVIDIAのDLSS Super Resolution SDKは11日にバージョン3.1.0を公開しており、この中で、ゲームのスケーリング比とコンテンツに合わせてDLSSをカスタマイズする機能を追加している。

 DLSSTweaksではこのカスタマイズ機能を利用して、DLSS対応ゲームに対してDLAAを強制する「ForceDLAA」や、自動露出機能を強制的に有効化する「ForceAutoExposure」のほか、特定のDLSSプリセットを常に読みにいくゲームを実行する時に、任意のプリセットを読むよう指定する「OverrideAppId」などの項目を調整できる。

 低解像度の画像を高解像度にアップスケールして性能向上を図るDLSSに対して、DLAAはネイティブ解像度の画像に対してAIでアンチエイリアシングを行ない、画質を高められる。

 DLSSTweaksが問題なく動作するゲームタイトルは下記の通り。

  • Dying Light 2
  • Shadow of the Tomb Raider
  • Judge Eyes: 死神の遺言
  • Lost Judgment: 裁かれざる記憶
  • Death Stranding
  • Cyberpunk 2077
  • Red Dead Redemption 2
  • Plague Tale Requiem (UE4)
  • Chernobylite (UE4)
  • Ghostwire Tokyo (UE4)
  • God of War
  • Uncharted 4
  • Horizon Zero Dawn
  • Deathloop
  • Ready Or Not (UE4)
  • HITMAN 3

 また、DLAAを有効化すると問題が発生する可能性のあるタイトルとして、下記の3つを挙げている。

  • フィスト 紅蓮城の闇
  • Mortal Shell
  • Minecraft Bedrock Edition